ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【読んだ本の紹介No.20】Go-Giver あたえる人があたえられる

2月に入り、朝晩は特に冷えますね。

数年くらい前に読んだ本「GO-GIVER あたえる人があたえられる」を読み返してみました。最近「GIVE」について考えることが多く、前にも書きましたがGIVEの難しさを感じています。

books.rakuten.co.jp

この本の内容は・・・

大手信託で働く野心家ジョーは、ノルマに追われる毎日の中で、「頑張れば頑張るほど、何も手に入れていないのではないか」と思いながら、考える余裕もない毎日を過ごしています。ある日ノルマ達成が危うくなったジョーは、背水の陣から伝説のコンサルタントに面会を申し込み、成功へのレッスンを受ける5日間の様子が書かれています。

 

成功の秘訣は、とにかくGIVE、GIVE、GIVEだ!と、言っています。分かっています、Give and TakeもGiveが最初に来ますから。「あたえよ、さらば、あたえられん」ですしね。

 

でも私のように「自分にはGIVEするものが無い、持っていないのではないか?」と思っている方多いのではないでしょうか。モノやお金無いし・・・。

 

この本を読んで感じた自分なりのGIVEは何なのか?と考えながら、悶々としてお風呂に入っている時に分かりました!(笑)

 

物やお金でなくて、相手を「大事」に思う気持ち、ではないかと。

これだったら、誰にでもできることですよね。

 

そういった意味で考えると、最近よく聞く「論破」なんてもっともダメダメなコミュニケーションの方法です。相手を大事に考えず、自分が勝つことだけしか考えていませんから。その時だけの高揚感だけで、その他何も得るものがありません。相手は不快に思い、信頼を失います。

 

仕事や家庭に関わらず、相手を「大事」に思う、敬意を払う、ことで、相手も自分を大事にしてくれる。やっぱりGive and Takeで、Giveが先に来るのかなぁ、と2回目にこの本を読んで、なんとなくわかったような気がしました。

 

この本にもありましたが、重要なのは「実践すること」。週末実家に帰ったら、いつも私がずーっと話をしていますが、母の話をひたすら聞き手に回ってみようと思います。それが私なりの相手を「大事」に思うGIVEかなぁ、と思っています。