こんにちは。
今日も日差しは穏やかでしたが、風は冷たくて、なんだか落ち着かない一日でした。
手術が始まって1時間半。ケアマネさんが来てくれた
母が手術室に入ってから1時間半ほど経った頃、 ケアマネさんがわざわざ会いに来てくれました。
二人の息子さんを育てながら働く彼女。 その姿を見るたびに「母は強しだなぁ」と思う。
きっと私の顔が強張っていたのでしょう。 息子さんの大学受験の話など、他愛もない話をしてくれて、 少しだけ気持ちがほぐれました。
30分ほど話していたところに看護師さんが来て、 「手術が終わりました」と。
ケアマネさんとは1階ロビーで別れ、 私は3階の病室へ向かいました。
ベッドの上の母の姿

病室に入ると、痛々しい母の姿が。
酸素マスク、点滴。 左腕は腫れ上がり、手首はギプスで固定されている。 そしてやっぱり、ベッドに動かないよう縛られていた。
点滴をしている右手はミトンで覆われ、 ベッドに括りつけられている。
あちゃ……。
看護師さんが 「点滴を外されると困るので、ミトンと体を固定させていただきました」 と説明してくれ。
母は薄目を開けて「だぃじょうぶぅ」と、まだうつろな声。
「もう大丈夫ですので、お帰りください」と言われ、 私は病室を後にした。
何もできない自分が、ただただ歯がゆい。
東京へ戻る途中、スマホが鳴った
電車で東京へ戻る途中、半分くらいの距離まで来たところでスマホが鳴った。 画面を見ると、母の病院から。
ちょうど扉が開いた駅で降り、急いで電話に出ると、
「お母さんが点滴を外されて困っています。 今から戻れませんか?夜勤付き添いをお願いしたいです。」
ひぇぇぇぇ……夜勤付き添い!? 母は怪獣のように暴れているのか!?
看護師さんも人手が足りないのだろう。 「今すぐ戻ります」と言って電話を切り、 反対ホームへ走った。
まぁ、私にできることはこれくらいだしね。
ジョブレスで良かった、と無理やり前向きなことを考えてみた。
病室に戻ると、母は痛みに耐えていた
病院に戻ると、母は寝返りを打とうとしていたけれど、 体が縛られているので動けない。
看護師さんが来て、 「19時半に点滴が終わったら起き上がれるので、それまでいてください」と。
夜勤付き添いと言われてビビったけれど、 どうやら19時半には帰れそう。
しかし30分ほどすると、母が「痛い痛い」と言い始めた。 ミトンを外そうとしている。
「お母さん、大丈夫だから」と声をかけても、 「痛い痛い。お手洗いに行きたい」と。
あまりにも身もだえするので看護師さんを呼び、 「お手洗いに行きたいのですが?」と伝えると、
「どうぞ」と。
いや、私じゃなくて母なんだけど……。
「あ、お母さんオムツしているので大丈夫ですよ。 あともう少しで起き上がれますから」と言って去っていった。
「お母さん、オムツしてるから出しちゃっていいよ」と言っても、 「ダメダメ。お手洗いに行くの」と。
せん妄なのか、痛みなのか、よく分からない。
ミトンをした母の手を握ったり、足をさすったりしたけれど、 痛みは収まらない。
あと1時間もある・・・。お母さん。頑張って。
やっと痛み止めが入り、穏やかな表情に
点滴が終わり、看護師さんに「痛みがひどいみたいです」と伝えると、 「今行きますので少しお待ちください」と。
10分ほど待って、ようやく痛み止めの点滴をしてくれた。 その後、お手洗いにも連れて行ってくれた。
戻ってきた母は、痛みが引いたのか、穏やかな表情に。
「痛みは今日がピークだと思います。 もう大丈夫そうなので、お帰りください」と言われ、 病院を後にした。
実家に泊まることにした夜
時刻は20時過ぎ。 東京に戻るか、徒歩20分の実家に帰るか。
なんだか疲れてしまって、 そのまま実家に泊まることにした。
また明日、面会に行く。 今晩、痛みが出ませんように。





