ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

人望は人情の深さから、AIにも勝る!?

何か物をあげたり、してあげたりしたことは覚えているけど、もらった物やしてもらったことは忘れがちだと思いませんか。

 

例えば、ジュース一本でもおごった時は、金額やおごったものの名前を鮮明に覚えているけど、おごってもらった時は、金額やものの名前はすぐに忘れてしまったりしますよね。

 

人は承認欲求が強い生き物なのです。意識していないと、相手からしてもらったことへの感謝が薄くなりがちに。結果、人望も薄くなってしまう、そんな悪循環を感じています。

 

なので、ここ数年思うのは、仕事の上で「ぼたむすさんのために一肌脱ぎます!」みたいなことはほぼなく、「仕事だからやりますよ」という対応ばかりで、つくづく人望がないなぁと思わされていました。

 

不誠実なことはしてないけれど、どこか高慢な態度があったのだと思います。仕事の成果ばかりを気にして、あまり相手の立場を思いやり、優しい言葉や態度をとることができていなかったと思います。人の機微に疎かった、人情が薄かったのです。

 

知り合いの若い社長さんで、とても人望の厚い方がいらっしゃいます。その方は営業をしなくても、紹介で仕事が抱えきれない程やってきます。その方を見ていると、昔ながらの「人情深さ」と「期待値を超えるパフォーマンス」で、いつも相手を喜ばせています。

 

サラリーマン歴が長いと、自分の置かれた立場が当然と思い混み、「会社の肩書で仕事をしている」ことに気づけなくなっています。

 

AIにはパフォーマンスでは勝てない時代がもうやってきているけれど、人情深さや人の機微に敏感になることは人間にしかできないことのように思います。

 

そうした部分を磨いていくことで、仕事上でも人望が厚くなり、自分らしい生き方ができるのではないか、と考え、感謝を一つ一つ丁寧に伝えるようにしています。

 

少しずつですが、会社のチーム内でも、代理店の方々とも、コミュニケーションがスムーズになってきていて、仕事上の結果も出てきています。若くて仕事一筋だと見えなかったことが、少しくたびれたアラフィフになり、大事なことが見え始めたのかもしれません。だいぶ遅いですが(笑)