ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

評判の喫茶店は、味よりサービスが印象的

先日、仕事のお打合せが早く終わってしまい、次のアポまで1時間くらい空いたので、せっかくなので、地元の喫茶店に入って、少し温まることにしました。

 

ググって(まだタグれない・・・)見つけたかわいらしいウサギをモチーフにした喫茶店

 

通りから一本入った、小さなビルの2階。扉を開けると、こじんまりとした店内に大きなコーヒーの焙煎機がドドーンとおいてあり、コーヒーのいい香りが漂う店内には、お客様が一人とスタッフの方が2名いらっしゃいました。

 

広めの席を案内して頂き、メニューを見るとたくさんのコーヒーの種類が!夕方ということもあり、コーヒーを飲むと眠れなくなることもあるので、紅茶とチーズケーキを楽しみました。

 

紅茶はとても美味しく、チーズケーキも手作りで、しっかりとした甘さが紅茶とよく合いました。ってよくわかりませんが、とにかく美味しかったです(笑)

 

しばらくすると、スタッフの方が、「お味見にどうぞ」と小さな素敵なカップにコーヒーを持ってきてくださいました。

 

内心「紅茶を頼んでいるのに、なぜにコーヒーを!?コーヒーが苦手だと思わないのかな」と思いながらも、なんだか「特別感」を感じ、お礼を言って飲んでみました。

 

あれ、とても飲みやすい。苦手な苦みが無い。これくらいならちょうどいいかなぁ、と思う美味なお味。

 

自家製の焙煎機が置いてあるくらいなので、コーヒーに自信があるのでしょう。それにも増して、ちょっとした「試飲一つ」で、とても気持ちがよくなり、「次回また来なければ!」という思いに駆られました。

 

そうです、人は「たった一杯の試飲」でも、「特別扱いされている!」と感じ、好意を抱いてしまうのです。とても上手なプロモーションです。まさにそれで、カフェへの好感度が一気に上がりました。

 

コーヒーの味以上に、価値を感じさせることに見事に成功し、お客である私は金額以上の価値を感じ、また来ようと思う。みんながウィンウィンの幸せな雰囲気があるので、食べログでもかなりいい評価が付けられていました。

 

もちろんカフェの方の宣伝、と言ったところだと思いますが、こういう簡単なことが意外に出来ない惜しいお店ってたくさんありますよね。

 

損して得取れ!とはよく言ったものです。とても美味しく勉強になった喫茶店でした。また近くに行った際には、行ってみようと思います。