ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

SDGs?どの国の価値観で生き残れるか。

先日のブログで、気になった「SDGs(エスディージーズ)」。

botamusu.hatenablog.com

皆さんはいつ「SDGs」の言葉を知りましたか?

 

恥ずかしい話ですが、私がSDGsの言葉を知ったのは今から6年前の2018年。仕事で某大手の食品メーカーの方とお話しした時、その方が「エスディージーズがですね、エスディージーズが・・・エスディージーズが・・・」と「エスディージーズ」を連呼されていて、私は「???」と分からなかったのですが、同席していた年下の同僚が「エスディーなんとか、って何のことですか?」と聞いてくれて、説明を受けましたが、それでもよく分からず。

 

帰り道に同僚が「ぼたむすさん、うんうん、て、うなずいていたから知っていると思ってましたよ」と言うので、「え?知らないよ。恥ずかしくて聞けなかった。エスデーチーズって新しいチーズの商品かと思った。」

 

同僚「・・・チーズって・・・。確かに発音がチーズに聞こえましたけど(笑)」

 

と同僚と大笑いしたのがSDGsを知ったきっかけでした。

 

正直いまだによく分からずですが、ビジネス上頻繁に聞かれる言葉になりましたよね。今では、日本人8割の認知度がありますから。

 

でも、広告代理店の友人が「SDGsの過熱が嘘のよう。2-3年前までは提案にSDGsを絡めないと、即却下だったのが、最近ではその逆。SDGsを絡めた提案は、即却下になる。」と言っていました。何が起こっているのでしょうか!?

 

世界のSDGsの達成度(2023年)を見て見ると、なんと上位20位はすべてヨーロッパ諸国。日本は21位、アメリカは35位ではありませんか!

(参考:SDG TRANSFORMATION CENTER「Sustainable Development Report 2023」)

そうなんです。アメリカではさほど盛り上がっていないのです。ヨーロッパ諸国以外で、一生懸命取り組んでいるのは日本くらい。その日本も道半ば(2030年の折り返し地点)にして右肩下がり。

 

ヨーロッパ諸国が一生懸命なのには理由があります。そもそも、SDGsは、ユニリーバーなどの欧州企業が中心となって策定、普及させた国際ルールだからです。

 

もともとヨーロッパは「サステナブル」に、アメリカは「芸術・アート」に価値を見出す、と言われていますよね。ビジネスでもこの価値観を結びつけることで、成功しやすい、と言われているのを聞いたことがあります。

 

先行者利益で、欧州の企業にとって都合のいいようなルールを作ってしまえば、ビジネスもやりやすくなり、欧州企業が儲かっていく、という仕組みが作れます。それがSDGsなのです。

 

とすると、アメリカが消極的な理由や、日本も頑張ってみたけれど、日本の価値観にフィットしてないので達成しにくい、ということになっているのは容易に理解できますよね。

 

インターネットの出現で一気にグローバル化が進み、先行者利益を得ようと、どの国も企業も、自社をグローバルスタンダードにすべく戦略的に戦っていますよね。

 

1か国内で上手くいったものも、グローバル基準になると、矛盾や歪が出てくる。それをよく表しているのがSDGsだと思います。

 

最近だと、またヨーロッパ諸国が2035年にガソリンなどで走るエンジン車の新車販売をすべて禁止する方針を打ち出しました。いわゆる「トヨタ潰し」。でもEV車普及も本当に環境保全になるのか!?等、疑問が次々出て来て、結局2035年以降も容認する方針転換が昨年発表されました。

 

環境・資源を次世代へ受け継ぐ、という本当の意味でのサステナブルは、ビジネス利用されることで、本来の意味から遠ざかってしまっている気がします。

 

でもグローバル化とはそういうことなのだと思いました。各国それぞれサステナブルな国として生き抜いていくには、どの国も負けられない戦いが繰り広げられているのだと。