ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

すぐに出来る!「いい印象の残し方」

以前お打合せでクライアント先を訪問した際に、まるで喫茶店のような素敵なカップでコーヒーを出して頂いたことがあります。私はブラックのコーヒーが苦手で、申し訳ない、と思ったのですが、そのまま口を付けずに残してしまいました。

 

1カ月後ぐらいにまたお邪魔すると、今回もまるで喫茶店のような高級カップでお茶を出して頂きました。それもコーヒーではなく「紅茶」を。一緒に行ったコーヒー好きの同僚には前回と同じくコーヒーを。

 

私が前回コーヒーを残してあるのを覚えていて、2回目は紅茶をだしてくれたのです。「コーヒーは飲めません」と言ったわけではないのですが、些細なことですが、見ていてくれたことに感激し、一気にクライアントに好意を持ちました。

 

このクライアントは、1日に何十人と会うお忙しい方だったので、余計にいい印象を持ちました。以前から人望のある方だなぁとは思っていましたが、その理由が分かったような気がします。

 

いい印象を相手に残したいなら、相手に「覚えている」ことを伝えることが有効だと思います。

 

すぐにできるのは、「前回の会話に出てきた内容を1つ入れ込む」だけ。

 

「コーヒーは苦手だと思ったので、今回は美味しい紅茶入れました」

「ぼたむすさんはゴルフお好きなのですよね。最近はどうですか?」

「角のラーメン屋さんが美味しいって仰っていたので、行ってきました。予想を超える美味しさでした!」など。

 

前回の会話の内容を1つなぞるのが良いと思います。それだけで、相手は「あ、覚えていてくれたんだ」といい印象を持ってくれると思います。会話の初めに1つ「覚えてますよ」を伝えるだけで、本題がスムーズにいったりすることも期待できます。

 

難しく会話が弾まない人ならば、「名前を呼ぶ」「褒める」のが良いと思います。

 

「本日はお時間ありがとうございます」→「〇〇さん、本日はお時間ありがとうございます」

「なるほど、良い案ですね」→「なるほど!〇〇さんの案が良いと思います!」

「前回の青のシャツも素敵でしたが、今日の黄色もお似合いますね。お洒落を見習いたいです」など

 

私は、このコーヒーの一件があってから、できるだけ「いい印象を持ってもらいたい」と思う方には、前回の話を1つ考えてから会うように意識しています。

 

それまでは、自分の話ばかりして、相手の話をあまり聞いてなかったように思います。今は自分のお喋りを抑えて、相手の話を聞く方に注力を向けています。いい印象を残せて、話もスムーズにいくことが多くなった気がするからです。

 

家族や友達に、まずは始めてみてもいいかもです。

「お母さん、いつもありがとう」

「この曲好きだったよね、お兄ちゃん」など。

お母さんやお兄ちゃんが嬉しそうにしてたり、照れたりしたら、秒で「いい印象」を残しちゃいましたね!同時にあなたへの態度も「優しく」変わるはずです。

 

年末年始、久しぶりに会う家族や友達に実践してみてください。優しく、素敵な年末年始が過ごせるはずです!

すぐにできる「いい印象を残し方」としてお勧めです!