ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【読んだ本No.10】マンガ 世界一の投資家 ウォーレン・バフェット

ちまたでは、FIREだの、株だの、投資だの、最近本当によく耳にするようになりましたよね。私はどれも疎いので、少しでも勉強してみようと思って、いくつか株・投資の本に興味を持ちました。どれもテクニック的な難しい本ばかりだったので、初心者でも分かる本はないかなぁ、と探していて、ブックオフに行った際に、この本なら分かるかな、と思い読んでみることにしました。

恥ずかしながら、私自身「ウォーレン・バフェット」という人のことを全く知りませんでした。彼が世界一の大富豪になれた理由や人生と投資に対する思想が、年代を追って描かれていています。

 

彼自身が生まれた時代背景、大恐慌ということもあり、幼い時から新聞配達をしたりして、「どうすればお金が得られて、どうすれば増やすことができるのか」をいつも考えていたそう。

 

しかし彼が目指したのは「賢明なる投資家」。

 

「投資家」と「投機家」の違いが分かりますか?

 

投資家は「企業」を、投機家は「株価」を見て行動する人のことを指します。「賢明なる投資家」は日々の株価ではなく企業の本質的価値に注目をする、のだそう。なので、ウォーレン・バフェットは偉大なる投資家、と言われています。

 

私の思っていた株や投資は、「投機」だったのですね。本来の投資は、数字を見る力よりも、企業価値を見極める力を育てていくことなのだと知りました。「株や投資って怖いものではないんだな。でもしっかり企業を知らずに、やみくもに数字だけ追うのは危険だ」ということでしょうか。

 

この本は投資の話、というより「自伝」的な要素が強いのと、マンガなのでサラッと読めるので(多少のデフォルメは感じますが)、私のように株・投資よくわからない、と思っている方には、入り口としてお勧めです。