最近よく「考え過ぎて、よく分からなくなった」とか「よく考えてみたんだけど、やっぱり選べない。」等というように「考える」を連発する人が多くなったように思います。
いやいや、「考えていないでしょ。悩んでいるだけだから。」とつい心の中で呟いてしまいます。
ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の教授の研究によると、人間は、朝起きてから寝るまでの間に3万5000回の選択をしているそう。
朝起きて、「今日はどの服を着ようか」「トイレに行こうか」「何食べようか」など、仕事場では「お打ち合わせは何時にしようか」「どの紙にメモをしようか」など、3万5000回の選択は案外あっという間かもしれません。
そのせいか、「考えるとストレスになるから、あまり考えないようにする」と言う人まで出てくる始末。いやいや、ストレスになるのは「考えること」ではなく「悩むこと」じゃない!?だって1日に3万5000回も悩んでいるんだもの。
つまり「悩むこと」は、選択肢の中から決めること。
「考えること」は、無限の選択肢から、最良の解決策を出すことではないだろうか。
と、ちょっとぼたむすなりに考えてみました。
ググってみたら「考える」と「悩む」の違いについて、色々な方のご意見が出てきました。上手に表現されている方もいらっしゃいました。それがこちら。
「考えるとは物事をシンプルにすること。悩むとは物事を複雑にすること。」
なるほど、そういう見方もありますよね。
皆さんは「考える」「悩む」使い分けていますか。