ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌認知症お母さんNo.82】コスパで分かる価値観

こんばんは。

母は美容院に2か月~3か月に1度通っています。

認知症になる前から通っている地元の美容院。私も同じ美容院にもう20年くらい通っています。

 

40代半ばのお姉さんが、ずーっと担当についてくださり、テキパキ、キレイにまとめてくれます。

 

母はもう一人では歩いて5分ほどの美容院に出かけることができません。カレンダーに予定を入れてしまと、お財布を何度も見直し、大事だからとどこかへ隠してしまい、見つからなくなります。そうすると、美容院へ行くのが億劫になるのでキャンセルしてしまうからです。

 

今はカレンダーに予定は書かず、兄が実家に行って送り出してくれます。前回から兄が美容院まで一緒に行くようになり、兄の心配性が加速しています。(笑)

 

今のところ家には一人で帰ってこられるので、帰省本能だけは大丈夫そうです。

 

ぼたむすが、予約を入れるのですが、お昼の明るい時間でお願いしています。夜に出歩くと、方向感覚が確実に無くなってしまっていて危険ですので、日の入り前、16時には帰ってこられる時間に予約しています。

 

先日、兄が母を美容院に送ってもらった際に、時間が早かったので、兄が実家で母の帰りを待っていたようです。兄からメールが来て、「美容院代1万円、高いね!!」とビックリマークが二つ付いていました。

 

いやいや、こちらが「!!」です。白髪染めとカットですが、母が手入れをしなくても、いつもキレイに跳ねたりすることなく、ふわふわにまとまっていています。カラーも真っ黒ではなく、ナチュラルなブラウンブラック系でとても素敵な色にしてもらっています。

手間や母の状態を考えると、3か月に1度1万円で、身だしなみを整えてくれるなら、とてもコスパがいいなぁ、と私は思っています。

 

兄は結婚してから、ケチ臭くなりました(笑)知り合いも皆同じことを言いますね。特に男性は変わります(笑)

 

兄に「コスパは良いと思うよ」とメールしたら、「そうなんだ」と返事が。

 

実は今回母のお財布に6000円しか入ってなく、お金が足りないかと思って、兄に「1万円入れといて」とお願いしていたのです。お小遣いを入れてくれたのでしょうか(笑)

 

次の日、ぼたむすが実家に行き母のお財布をチェックすると、そのまま6000円入っていました。

 

兄は、「僕のお小遣いからの1万円は高い!」と言いたかったのか、何か一言いいたかったのかなぁ、と思い、一応追加で、「美容院代ありがとう。お母さん素敵な髪形になったね」とメールをしておきました。

 

めんどくさい・・・(笑)

 

でも、ありがとうの一言で、兄は気持ちよく色々やってくれるので助かってます。

メールを見た兄の顔が、ニヤニヤしているのが目に浮かびます(笑)