ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌認知症お母さんNo.64】2か月に1度の美容院

こんにちは!

今日は穏やかなお天気でしたね。

近くでお祭りをやっているようです。

見物がてら、お散歩に行って来ようと思います。

 

今日は兄が実家に行き、母を美容院へと送り出してくれました。

母は近隣の駅と美容院でしか待ち合わせができません。おそらく。

 

カレンダーに前もって「美容院」や「病院」と書いておくと、不安になり、前日か当日に「行きたくない」と言い出します。お財布やカギを何度も見て、どこかへ置いてしまい、分からなくなったり、色々考え過ぎてしまい、混乱して疲れてしまうのでしょう。

 

なので、カレンダーには楽しみな「半日デー」と「ヘルパーさんの時間」しか書き込みません。その他の予定は、できるだけ入れないのと、当日母に会ってから言うようにしています。

 

この間の「マツケンコンサート」だけは、楽しみにしていたので、駅での待ち合わせ時間を書き込みました(笑)

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美容院には10年くらい通っているので、母は安心していくことができます。40代半ばの女性がいつも担当してくださり、毛染めとカットをしてくださいます。

 

上手にカットしてくださるので、櫛で髪をとかすだけで、母の髪はいつも寝ぐせもなく、きれいにブローしたようにフワフワです。

 

私も同じ美容院に行っているので、お姉さんには「母が認知症になり、同じことを言い出すかもしれません。お金も払い方が分からなくなるかもしれませんので、その際はお手数ですが、電話頂けますか?」と頼んであります。

 

お姉さんは、さっぱりはっきり意見を言う方なので、「あ、やっぱりそうですか!この間も、同じこと何度か繰り返されるので、そうかなぁと。大丈夫ですよ。お母さんいつもニコニコしていて穏やかですよね。」と。ありがたいです。

 

シニアになる前に、行きつけのお店や場所を何個かもっていることって大事だなぁと思っています。そして、信頼できる方々にだけは、積極的に母の認知症について伝えておくこと、これ難しいですが、とても大事だなぁと。

 

私は兄に「家からお財布とカギを持たせて、美容院へ送り出して」とだけ言っていますが、兄はおそらく、美容院まで母を送り届けているかと思います。

 

美容院から帰ってくる頃に、母に電話をして、帰宅を確かめます。今日も電話をすると、ご機嫌な声の母でした。

 

ぼたむす「美容院どうだった?」

母「えっと・・・美容院?・・・あうん、よかったわよ😄」

 

おそらく美容院に行ったこと忘れちゃっているようですが、帰巣本能は立派に働いているので、そこは助かっています。

 

母が安心して暮らせる環境をサポートするのが我々兄妹の役目だと思っています。

 

ですが、兄に何度も、甘いものは買ってこないように!と言うのですが、毎回買ってきているようです。母は甘いものを一気に食べてしまいます。例えば、バナナは1房5本、菓子パンやアンパン5個入りも1日で食べ尽くします。

 

男性に多くないですか?「嫌われたくない」との思いで、子供や親などに甘くしてしまう。兄は典型的なタイプです(笑)

 

スパルタなぼたむすは一人キーキー、プンプンしています(汗)

どおりで母は兄が来ると、笑顔と口数が多くなるはずです。

 

昨日の作り置きはこんな感じです。

地味なお惣菜なので、甘いものに走りたくなる母の気持ちもわかります。

まぁ、1週間に1度のお楽しみなので、仕方ないですかね(笑)