ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌認知症お母さんNO.88】有難い目撃談

連休いいお天気でしたね。

 

今日は週1回の実家の日。今日も駅で待ち合わせができました。

 

買い物をして、家に着くと、まずヘルパーさんとの交換ノートを見ます。お掃除で必要なもの(お風呂の洗浄剤、キッチンの三角コーナーの網、洗濯洗剤、おトイレ洗剤など)のリクエストの有無をチェックします。今週は「洗濯洗剤が無くなりそうです」とあったので、明日来る兄に買ってきてもらうことにしました。

 

ヘルパーさんはとても丁寧にノートを書いてくださいます。母が門まで行き、ヘルパーさんが乗ってくる自転車を迎えるスペースを作ったり、機嫌よく話をしたり、時に落ち込んでいたりする様子を詳しく書いてくださいます。

 

春は気圧のせいか、母が不安になる記述が多く感じます。でもヘルパーさんが帰る頃には気分も落ち着き、ご機嫌になるようなので、ヘルパーさんには感謝しかありません。

 

今週は面白い!?ことがノートに書かれていました。「平日の10時頃、お母さんが駅近くのスーパーにいらっしゃいました。」との目撃談が!

 

なぜ母だと分かったのかは、いつもの「お気に入りのセーター」を着ていたから(笑)そういえば、買った覚えのない飴玉が冷蔵庫にあるので、これを買いにスーパーに行ったのかしら!?もう買い物ができない、と思っていたのでなんだか嬉しくなる半面、ちゃんとお金払ったのよね!?と疑ってしまう複雑な気分です。疑ってごめんよ・・・。

 

長年同じ場所に住んでいると、近隣の目がうるさかったり、煩わしかったりしますよね。でも、それを堪えた結果!?「見守り」という形に近隣の目は変わっていくことの有り難みを感じます。

 

ぼたむす自身は東京砂漠に住んでいて、お金(税金)以外での、地域貢献は稀有に等しいので、母のように地域で見守りは期待できないだろうなぁ。

 

仕事以外での社会との繋がりって、みんなどうしているのかしら、と母と羊羹を食べながらおしゃべりしました。いい時間でした。