ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌認知症お母さんNo.69】洗濯物の行方

こんばんは!

急に寒くなりましたね~。

まだ衣替えをしていませんが、皆様はもうとっくに終えてますよね。

 

今日は、週一度の実家の日でした。

母は時間通りに、待ち合わせの駅に来ることができ、カギもお財布も持っていました。

寒かったからでしょうか、部屋着で厚手のもこもこのパンツを履いてやってきました。紺色なので、見る人がみれば、部屋着だなぁ、って分かってしまいそうな感じです。

 

今はコンビニへスウェットで行く若い人結構いますよね。そんな感覚でしょうか(笑)

家に戻ると、衣替えがしてありました!母が2階から持って来ていたのです。まだ寒さ、暑さの感覚があるのが、なんだか嬉しく思いました。

 

1週間分の作り置きをすると、母にはお風呂に入ってもらいます。ヘルパーさんが来た時と私が来た時に、母はお風呂に入ります。週3回です。

 

まだ自分でお風呂の「自動」を押して、お湯をため、一人で入って、髪もドライヤーで乾かしてから、居間に戻ってきます。

 

ヘルパーさんはその間に、洗濯機を回してくれて、母が2階へ干しに行きます。洗濯は週2回です。

 

私が行く時は、洗濯機を回さないので、母はお風呂から出て来た後、洗濯機を開けると、そこにあるはずの下着やタオルが無いのです。

 

今日も下着とタオルがなく、母についつい「下着とタオルは?」とちょっとイラっとして聞いてしまいました。母は混乱して「分からないわ。どうしよう。また迷惑かけちゃったわね、ごめんなさいね。」と謝ってきました。

 

しまった!!!と思い、「大丈夫、ごめんごめん。探してみるよ」と言って、2階に行くと、下着とタオルが洗濯物干しにつる下がっているではありませんか!

 

母の中では「洗濯機の中に入っているものは、干すもの」という認識を持ってしまったのです。

一見不可思議に思える母の行動も、ちゃんと理由があるんですよね。今日も自分の都合でイラっとしてしまったことに大いに反省しています。

 

東京に戻り、母に到着しましたメールをすると、母から「今日も面倒をかけてしまって、すみません。楽しい時間をありがとう。おやすみなさい。」と絵文字いっぱいの返事がありました。

 

覚えているのか、いないのか。よく分からないけど、傷つけちゃったことは確かだなぁ。

切ない気持ちになるくらいなら、笑って1日なんで過ごせないんだ!っていつも自分に問いかけるぼたむすです。勉強しないよね~私。