こんばんは!
今日は、週一度の実家の日でした。
母は時間通りに、待ち合わせの駅に来ることができ、カギもお財布も持っていました。
母とは毎朝メールをしているのですが、今週初めに母にいつも通り「おはようございます!」とメールを送ると、「今銀行に向かっています。お金下ろしてきますね」と返事がきました。
ひゃ~、ついにこの日が来たか!!!
母の銀行通帳は私たち子どもが管理をしていて、母のお財布には数千円程しか入っておりません。母はお金をもう自分で管理できなくなったので、2年前くらいから私たちが管理しています。
「私たちが管理しようか?」と言うと、母は「あ~、良かった。そうしてくれる?これで安心だわ」と言ってくれたのが幸いでした。
母からのメールに速攻電話をすると、「あ、ぼたむすちゃん、おはよう。今銀行に行くところよ」とご機嫌な声が。
「お母さん、銀行通帳は私が管理してるから、お母さんは持ってないのよ~」と言うと、「え?あれ?そうよね。あー、またバカやっちゃってるわね、お母さん。家に戻るわね。」と、悲しげな声が聞こえてきました。
兄に報告すると、「お母さん、先週も通帳の話してた。銀行に行っては、追い返されてるのかな」と。
あぁぁぁ、おそらくそうかもしれない・・・。母のカバンに私の電話番号を書いた札をつけているけど、まだ電話がかかってきたことはない。けど・・・どうなんだろう。
母が銀行に行こう!と思った何か訳がきっとあったのだろうと思う。町内会の集金が来たり、フーテンの寅こと叔父さんから電話があったとか。
今日ヘルパーさんのノートを確認すると、母は入院している母の兄をとても心配している、と書いてありました。きっと、母の故郷にいる叔父さんに会いに行くために、お金をおろして来よう、と思ったのだろう、と合点が行きました。
兄とも一度母を連れて、叔父さんのお見舞いに行こうね、と話をしております。ただ、兄が既にお見舞いにいって会った叔父さんは、自力では歩けない程弱っているみたいです。母が混乱しないかが心配です。
一見母の行動は突拍子もないように見えますが、必ず理由がある、ということが分かってきました。以前はイライラしたり怒ったりしてしまいましたが、最近は優しく対応するように心がけています。
最近母は、「なんだかバカになっちゃった」「自信が亡くなってきた」とよく言うようになってきました。否定してはだめですよね、できるだけ褒めて褒めて褒めまくって、母の自信を回復させてあげたい!
週に1度と毎日のメールで、褒めて自信取り戻せ作戦、頑張っています!(笑)