今年もあと1日ですね。今日までお仕事の方も多かったのではないでしょうか。
今年も一年お疲れまでした！
コロナ禍が明け、対面でのミーティングが増えた今年は特に１つこだわりのアイテムを持つことの重要性を感じた一年でした。
コロナ禍前には大きなセミナーや展示会などたくさんありましたよね。99％の人は黒・茶のスーツを着ているのですが、一人か二人はド派手な服装している人見かけませんでしたか？
私がとても印象に残っているのはピンクのスーツを着た方でした。お顔が東南アジア系の濃い目の顔をした50代くらいの男性だったのですが、非常に目立っていました。
別の会合で再度お会いした際には「グリーンのスーツ」を着ていらして、ご挨拶の際に「とてもお洒落なスーツですね。」と申し上げたところ、「お洒落でもなんでもないよ。こういうたくさんの人が集まる会合だと、いかに覚えてもらえるかが大事だから。わざと目立つような色のスーツを着てきているんだよ」と。
なるほど！より多くの人に覚えてもらうには、「目立つ」ことが大事なんだ、と思いました。
「ピンクのスーツの人いたよね。あれ誰？」となれば、挨拶をしなくても、名前を自然と覚えてもらえる。多くの人が集まる場所ではとても効果的なコミュニケーションだと思いました。
私自身は「ネイル」が、覚えてもらえる一つのこだわり、と思って意図的に色を意識しています。もりもりのギャル系ではなく、個性的な感じの色をいつも選んでいます。
服装は地味で、黒・茶・灰色ばかり、眼鏡もかけてませんし、顔に特徴もありませんので、唯一色味をもって個を主張する場所として爪を意識しています。
意外に人は見ているのですよ。人と違っている箇所を。雑談の時などに必ず「今回の爪の色、クリスマスっぽいですね」とか、「どんなハンドクリーム使ってますか？」と話題にされやすいので、会話も弾みます。
意外かもしれませんが、男性の方がよく爪の話をしてきます。髪や服装だと、いやらしさが出てしまいそうですが、爪の話ならしやすいように思います。
人によっては眼鏡だったり、男性なら時計や靴、女性ならネイル、洋服、バックやアクセサリーなどでしょうか。高価である必要はありません。自分の好きなものを１つ持っておくといいと思います。
男性の方で葉っぱをモチーフにしたピンバッチをされている方がいらっしゃいます。とても柔らかな印象を与えられるいいアクセントだと思いました。
おそらく私も会社やクライアントなどに「ネイルをしている人」と思われていたら、やってしかり！です。私もそうですが、よほどのことが無い限り、会ったすべての人を覚えられるはずがないのですから、一つでも特徴を覚えてもらえたら大成功です。
人は見た目が9割、という本が流行っていますが、なるほど！と思います。もちろん「清潔感がある」ということが、人にいい印象を与える一番大事な要素だとは思いますが、プラスαで一つ「色のこだわり」を持つと、覚えてもらえる確率がぐーんと上がるかと思います。
コロナ禍が明け、対面の機会が戻ってきた今年は、特にネイルの威力を感じた1年でした。皆さんのこだわりのアイテムは何ですか？
