ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【読んだ本No.9】倒れない計画術

私は計画を立てるのが下手です。計画を立てず、かなりの割合で行き当たりばったりを繰り返しています。その結果、自分の毎日の生活行動や仕事にどのくらいの時間をかけているかを把握できておらず、有限な時間を「うまく使えている」つまり、「生きている充実感」が全く持てていない、ことにやっと気が付いた。

 

と言っても、納期に遅れるとか、時間を守れないわけではないのですが、全て感覚でなんとなくやってこれたのだけれど、アラフィフとなるとそうもいかない。50の手習い、ではないけれど、「思ったら吉日!」と、「倒れない計画術」をブックオフで購入しました。

www.kawade.co.jp

 

印象に残ったのは4つ。

 

・1日のすべての行動にかかる時間を計ると、効率のいい動き方ができるようになる。感覚で動くのではなく、実際にかかった時間を把握することから、まずは始める。

 

→効率のいい仕事の仕方として、まずはストップウォッチを買って、例えば仕事のメールの返信に何分かけているか、を計ってみると、自分が思うよりも1.5倍~2倍くらいの時間が掛かっている、と言われてますよね。この本でもまずは、自分の行動にかかる時間を把握することから、実行可能な計画が立てられる、と言っています。

 

・日本人の98%は、脳科学的に「防衛型ペシミスト」で、成功体験があっても、次は失敗するかも、と考えるタイプ。一方で、欧米人の大半は「戦略的オプティミスト」で、根拠はなくても次も大丈夫!と考えれるタイプだそうです。なので、日本人は世界一不安になりやすい民族であるので、入念な段取りと準備が必要であり、むしろそうすることでうまく行く率が高まる、とのこと。

 

→トライ&エラーが得意なのは実は欧米人だそうです。そういえば、何の根拠もないのに、私の同僚の外人たちは、自信満々で、失敗しても立ち直りが早いです。あの妙な自信はどこから来るのか、と思っていましたが遺伝子レベルで決まっていたのですね。

 

・休日も仕事も、しっかり計画を立てて実行する方が、幸福感が増す。特に休日を計画に過ごすと、充実感が最長8週間持続する、という結果もある。

 

→そういえば、私の外人上司は仕事の段取りは全くダメで、いつもギリギリまで放っておいて、私たちに迷惑をかけますが、週末や長期の休みは、少なくとも数か月前から立てて、かなり充実したお休みを過ごしています。仕事できないのに、めっちゃ休みは充実していると思ったら、どちらも計画次第で、満足度が違う、ということですね!いいところはマネしないとです。

 

・さぼり、失敗、挫折を計画に入れる。もしできなかったら、を想定して計画した方が、うまく行く確率が高まる。また、計画を忘れてしまっても、①今やる、②2度とやらない、③いつどこでやるかをスケジュールに書き込む、の3択から即座に選ぶ、など、対策を用意しておくとさらにうまい行く。

→3択なら、すぐにできそうな感じがしました。実際に②のように、やらなくてもいいことが計画に盛り込まれることが、最初は多かったりするようです。

 

この本は、効率的に時間を使いたい方、休日リフレッシュできない方、計画を立てるのが苦手な方にお勧めです。

 

早速私も1カ月先のスケジュールを手帳に書き込んで、目に見える形にしてみました。書き込んだ以上やるしかないですよね。結果はいかに!?