ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌認知症お母さんNo.66】近所に筒抜けの母の行動

こんばんは。

今日は週一の実家の日でした。

兄は昨日、私は今日と、母が毎日誰かには必ず会うようにしています。

 

今日も母は近くの駅まで時間通りに来られましたが、お財布がカバンに入っておらず。お財布は安定のソファーの下に隠してありました。

 

家へ向かう道で、ぼたむすの同級生のお母さん、鈴木さんに会いました。鈴木さんと母はママ友のグループが一緒でしたが、根拠のない自慢!?ばかりする人なので、母はあまり好きではなかったと記憶しています。

 

鈴木さんから「あら、ぼたむすちゃんとお母さんじゃない!元気だった?」と声をかけてきました。「あら、久しぶりね。元気よ」と笑顔で返す母。

 

鈴木さん「あなた、週3日半日デーに行ってるのよね?ヘルパーさんは週2日よね?忙しいから会う時間ないじゃない?何度か電話でも話したけど」と、母の普段の行動を曜日まで言い当ててきました。

 

何で知ってるの!?と私はちょっと怖くなり、「あ~、そうですね。また今度~」と言って去ろうとしたのですが、鈴木さんもしつこくて、「あら、今日どこ行ってきたの?私はこれから歯医者で・・・・」と話が途切れず。

 

母は「え~、凄いじゃない!」「うんうん、そうなの?」「あら~、遊びに来て~」とこの3つを繰り返して相槌を上手にうっていましたが、絶対に母は話の内容が分かっていないと思います。

 

鈴木さんはずーっと話しているので、「歯医者さん遅れますよ」と言うと、「いいのよー!予約してないから!」と・・・。

 

やっと、さよならして、母と家路を急ぐと、母に「鈴木さんと電話で話したの?」と聞くと、覚えてない、という母。きっと何度か話したのかもしれません。

 

それにしても、母の行動をかなり細かく知っている鈴木さん、恐るべし。母ですら半日デーやヘルパーさんの曜日や時間を覚えてないのに(当日カレンダーを見て行動しています)、なぜにそんなに親しくない鈴木さんが知っているのか。

 

唯一知らせているのは、斜め前の家のHさんだけ。Hさんは母と仲良しなので。でも、結局Hさんがベラベラ皆に喋っているのかも。ご近所全員知っているってことね、きっと。

 

はぁ・・・、Hさん、あなたも結局、噂話が好きな口の軽い主婦だったのね。あー、いい人だと思ったのに残念だわ。

 

小さい町だとすぐに噂って伝わりますよね。こういうのが母は嫌だって言ってたなぁ、そう言えば。

 

人のことはそう簡単に信じてはいけない!、とあらためて思った出来事でした。