ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌認知症お母さんNo.51】ヘルパーさんが来る時間に母失踪か!?

こんばんは。

梅雨が明けましたね。今日も暑い日でしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

 

一週間に一度、半日デーの送迎時間とヘルパーさんのいらっしゃる時間を壁掛けカレンダーに書き込んでいます。お陰様で、半日デーもヘルパーさんも今年に入って皆勤賞となっております。特に半日デーは大好きで助かっています。

 

先日、介護事業所から携帯に電話がありました。ヘルパーさんが家に行くと、雨戸が閉まっていて、応答がないと。母の携帯に電話を、と言われたのですが、「家で倒れているかもしれない!?」と思い、速攻、固定電話へ電話。留守電にもならず、誰も取らない。

ひゃ~、やばいかも!?

 

とうとう徘徊!?が始まったか・・・とドキドキしながら、母の携帯電話へ連絡。

母は携帯電話にはいつもなかなか出てくれないので、ダメ元でかけてみると、3コールぐらいで「もしもし~♪」と母の声が!

 

ぼたむす「どこにいるの?」と、母を焦らせないために穏やかに聞くと、

母「今ねぇ、お散歩に来ているのよ~」

ぼたむす「どこに行っているの?」

母「えっとえっと、えーっとねぇ。ほら、ここよ、ここ」と場所の名前が出てこないので、どこにいるか分からず・・・。

ぼたむす「道路?公園?川?スーパー?」と聞くと

母「そうそう、公園までもうすぐよ」

ぼたむす「どこの公園?」

母「えっと、えーっと、ほら、あの公園よ」公演はいくつかあって分からず・・・

ぼたむす「今日ヘルパーさんの日だよ。ヘルパーさんお家で待ってるから、戻ってもらえる?」

母「えええええええええええ、うっそー。そうだったの!?すぐ、すぐ帰るから」

ぼたむす「暑いから、ゆっくりでいいよ。」と、言い一旦電話を切って、事業所に連絡。

 

心配だったので、1分後にもう一度母に電話をすると、

母「あ、もうお家見えてきた。あー、ヘルパーさんいるわよ。どうしてだろう!?」

ぼたむす「電話ヘルパーさんに代わってもらえる?」と暑い中へヘルパーさんを15分くらい待たせてしまいました。申し訳ございません。

 

毎朝母にメールか電話でその日の予定を確認するのですが、この日は、ちょっと嫌な仕事を朝一でやっていたので、母への連絡を忘れてしまったのです。何気ない朝の連絡ですが、母にはやっぱり大切な1日のルーティーンだったのだと、反省しました。

 

また、この日、なぜ散歩に行ったのか、理由は不明ですが、おそらく近くの仲の良いお友達のところに行ったのかもしれません。実はその方、数年前から認知症の症状が見られて、妄想電話をかけてきたりするんですよね。おそらく、電話が来て、「今から行くから」と出かけて行ったのかもしれません。憶測でしかありませんが。

 

ひやっとした出来事でしたが、「徘徊」でも「失踪」でもなく、帰って来られて、携帯を持っていってくれて、ありがとう!お母さん!

徘徊、失踪・・・怖いなぁ。対策を考えておかねば、ですね。