こんばんは!
陽が沈むのが速くなりましたね。
さて、先週に続きフーテンの寅こと、母の弟のお話です。
おじさんは会うたびに「28歳だよ」と言い続けて40年。私が幼い頃、よく彼女らしき人を連れて家へ来ました。
髪が長くきれいな方、人のよさそうなしっかり者の方等、毎回違う彼女を連れてきていました。彼女たちにとってはおじさんは黒歴史なんだろうなぁ。今はきっと幸せに暮らしていると思います!
どの女性も適齢期だったのでしょう、結婚をしたいんだなぁっていう雰囲気を漂わせていて、私は子供ながらに「おじさんのどこがいいんだろう。お金もないし、上っ面だし」と不思議に思っていました。
当時40年前はまだ男女機会均等法前、1980年代の女性の道は「結婚」「いいお嫁さん」の時代、ちょっと風変わりなフーテンの寅が魅力的に映ってしまったのだろう。
おじさんの唯一いいところを上げるとすれば、「結婚」をしなかったことだろうか。
ちょっと~♪振り向いて~♪見ただけの~フーテンの寅~♪
男女の仲は、他人がとやかく言うことでもありませんが、永遠の28歳フーテンの寅、今も、見る人誰でもナンパします。この間は母のヘルパーさんに、馴れ馴れしく話をして、ナンパ状態。
「少年の心を持っている人は素敵」だなんて、どっかで聞いたことありますが、フーテンの寅に関しては、全く素敵でもなんでもありません。姪っ子にまでタカるハイエナです。
でも、自分の思いのままに生きているおじさんは、とても幸せなのだろう、とも思います。関わると面倒くさい、しかありませんけど(笑)