ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌認知症お母さんNo.46 】カレンダーにルーティーン以外は書きません♪

こんばんは。

一人暮らしの母は平日の週3日半日デーサービス、週2日ヘルパーさんに来てもらっています。土日は兄と私が別々に行くので、毎日誰かに会うようにしています。

 

カレンダーには半日デーとヘルパーさんの来る時間だけしか書いていません。病院の予約時間などを書くと、気になるらしく、前日や当日に「行きたくない」「自分で行けるから大丈夫」と言い出すことが多いからです。

 

近くの駅で待ち合わせをしたり、家に迎えに行ってから病院に行くのですが、待ち合わせの際は何も言わず、家から一緒に出る時もさらっと「散歩にでもでかけようか」と言ってから、病院に向かいます。

 

大抵の場合、うまくいくのですが、先日の歯科2回目は、病院の前まで行くと、「行きたくない!」と言い出す始末。

 

「先週行ったら、とてもいい先生だったって言ってたよ。歯は絶対抜かないし、レーザーだから痛くなかったわ〜」とできるだけ明るい雰囲気を作り、思いっきり笑顔で言いました。

 

何とか病院内に誘導すると、優しい受付の方が、「こんにちは!」と声をかけてくださり、外面のいい母は「どうも~ぉ」と笑顔で入っていきました(笑)

 

騙しているようで悪いなぁ、といつも思っていますが、カレンダーに書いてしまうと、母は気になってずーっと不安になり、体にも心にもあまりいい影響はないと思うので、徹底して言わないようにしております。

 

もちろん治療が終わり、家に帰ると、病院に行ったことはすっかり忘れている母です。嫌な思いが残らない、ストレスを感じさせないことが大事なのかなぁと。認知症と言っても千差万別ですから、その人にあったケアや判断が必要なので、難しいですよね。

 

でも、できるだけ自分が明るく接することができるよう、私は「やり過ぎない」ように気を付けています。大丈夫!母は記憶は弱くなっても、まだできることがだくさんあるのだから!と。

 

先日母と一緒に作った作り置き。映ってませんが、お魚はパウチや缶詰の煮付けを利用しています。気楽に♪