ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌介護No.17】1年後の認定調査は油断大敵!

今日は実家に戻り、母と駅で待ち合わせて、買い物をし、一週間分の作り置きをしてきました。母は手ぶらで駅に現れ、カギと携帯だけポケットに入れていました。

 

なぜバックを持っていないのか、と聞いても分かりません。家に帰りヘルパーさんとの連絡帳を見ると、財布が見つからないと書いてありました。母が一週間ずっと探していたと思うと、不憫でなりません。。。最近またお財布を隠すようになってしまい、困っています。

 

さて、昨日からの続きです。初の認定調査が入り、要介護1が認定されました。早速ヘルパーさんを週2回お願いして、家事の介助をお願いしました。母は誘導すればまだできる状態なので、できるだけ、母にさせてもらえるよう頼みました。

 

ヘルパーさんに慣れて来た3か月目ぐらいに、週3回の半日デーサービスを追加しました。母は特にこの半日デーが最初からとても気に入り、「楽しい!」と毎回張り切って通っています。

 

介護認定を取ってから、ヘルパーさんと半日デーを始めて、平日毎日誰かに会うことになり、母は安心して生活のリズムを取り戻しているようです。

 

10か月がたった頃、ケアマネさんに今の介護認定の有効期限が1年なので、再度認定調査をお願いします、と言われました。お医者さんにお願いをしに行き、市の調査員の方と日程を決めて、ケアマネさんに同席をお願いしたところ、ケアマネさんがお休みの日のため同席ができない、と言われてしまいました。2回目だったので、ケアマネさんいなくても大丈夫かな、と思い、私と母と二人で調査員さんと面談しました。

 

当日は1回目の調査員さんとは違い、母にあまり質問はせず、雑談が多く、メモを取らない調査員の方でした。

私が母の物忘れがどれほど進んでいるか、今のヘルパーさんと半日デーで日常生活のリズムができてきていて感謝しているが、これらのサービスが受けられないと、母の症状がもっとひどくなるのではないか、との思いを伝えた際に思わず涙ぐんでしまったのです。なんと調査員の方ももらい泣きしてくださって、なんて良い方なんだろう!と感動すらしました。

 

それから1週間してケアマネさんから「来週ぐらいに認定ができます。要支援になった場合、担当が変わります」とのメールが来ました。

 

「え?要支援?担当が変わる!?どういうこと!?」とドキドキしながら、ケアマネさんにお電話すると、「調査員と話したところ、身体面では100点で何も問題ない、と言っている。前例からその場合要支援になる確率が高い」とのこと。

 

またその調査員の方は、以前要介護3の方を要介護1と判定し、その後再調査をしたら要介護5が付いた、という前歴を持っていらっしゃるとか。要支援になると、母は週1~2回しか半日デーに通えず、ヘルパーさんも90分から45分へ変更に。

 

やっと1年かけてできたリズムが崩れてしまう。プラス物忘れはひどくなる一方なのに、要支援になったら更に進んでいくのでは、との不安から、ケアマネさんには区分申請(要支援から要介護へ変更)の準備を進めたい旨を速攻お伝えし、認定が出るまでの1週間不安な毎日を過ごしました。仕事も上の空、夜も眠れず。

 

そして一週間後、書留で送られてくる郵便は、待てど暮らせどやってこない。トイレに入るのも、「今来たらどうしよう」と思い、テレビを見ていてもミュートにしているので意味が無く、結果玄関をウロウロ。18時まで待っても来ない!ケアマネさんからも「もう届きましたか?」とお休みにもかかわらず、メールで心配してくださり、とても有難かったのですが、書留は来る気配すらない。

 

その日はどうしても18時~19時まで仕事が入ってしまい、少し出かけて帰ってくると不在通知が18時30分に来ていたのです!遅い!!!タイミングが悪い!!!この不安がもう一日続くのか、とどんよりした気持ちに。

 

仕方ないので、翌日の午前中に再配達をお願いし、待っていると10時にピンポーンとチャイムがなり、ハンコを持って玄関に行くと、手が震えているのに気が付きました。何十年前の大学受験の合格発表の時を思い出しました(汗)大きく深呼吸して、震える手でハサミを持ち、封筒を切って開けると、薄い紙が3つ折りになっていて、恐々と判定をみると・・・

 

要介護1

 

と書いてあるではありませんか!!!速攻ケアマネさんにメールをすると、「よかったです!!!」と一緒になって喜んでくれました。

 

今回私が調査員さんとの面談に向けて準備ができていなかった、と思うのが

・母の症状をメモしておく、これしなかったのです。1回目のことは伝わっていると勝手に思ってしまい、最近の症状しか言わなかったのです。1回目のメモをそのまま見せればよかったと思いました。

・ケアマネさんの同席が無かった、ケアマネさんの予定に合わせるべきでした。

・ケアプランを手元に用意しておく。調査員は母がどのような支援を受けているか知りませんので、最新のケアプランを手元に用意しておくべきでした。慌てて探しに行ったので、最新ではなく古いものになってしまいました。

 

やっぱりケアマネさんの同席は必須だと感じました。私のような無駄に1週間不安にならないように、2回目以降の認定調査も、準備をしっかりしてから臨むことをお勧めします。

 

それにしてもびっくりするぐらい「果報は寝て待て」ができなかった1週間でしたが、母がこれまで通りのサービスが受けられて一安心です。1日でも長く、母が今の一人暮らしを続けていられることだけを願うばかりです。

母と病院帰りにお茶しました😊