こんばんは!
今日はお家の片づけをして、明日実家に向かいます。
昨日母の半日デーからメールがあり、母がカバンにカギが付いているのを忘れて、裏口から出入りしているので、1度家に入ってもらい、玄関から出てカギをして、お迎えの車に乗ってもらいました、と。
先週実家に行った際に、「カギ」と「お財布」が行方不明になっており、カギは予備をカバンと、壁掛けに1つずつかけてありますが、どちらも覚えることができずにいます。
しかも、最近は裏口から出入りして、裏口もカギがかかってなく、玄関もカギがかかっていません・・・(笑)
カギをかけないのに、裏口から出入りする、と母の記憶は上書き保存されてしまったようです。
一人暮らしだと、1つ1つ気づかせてあげられないのが歯がゆいですが、何でもしてあげちゃうより、自立した生活をした方が、認知症にもいいと思い、カギやお財布が無くなっても気にしないことにしています。
しかも、無くしたはずのカギやお財布は、翌週にはしらっとカバンに入っていたりします。ヘルパーさんが毎回、キーファインダーで探してくれているのと、母が無意識のうちに戻していたりするのです。
先日、下記柴田理恵さんの介護インタビューの記事を読みました。
特に参考になった点は2点あります。
・なんでもやって上げると、甘えて自分でやらなくなり、認知症が進むので、第三者の手を借りて自立支援をする
・認知症の人でも、すべての行動に意味がある。おかしくなっちゃった、と片付けず、理由を聞いてみる
こういう記事が増えてくると、認知症になったらもう終わり的な偏見がなくなるのではないかと期待します。しかも、介護する私が肩ひじ張らずに、穏やかに接することが、母にとっても一番の幸せではないか、と思ったり。
半日デーやヘルパーさんの些細なことですが、母の変化を知らせて頂けて本当に感謝しています。明日実家に帰って、カギやお財布が無くても、小さなこと。イライラしないよう、穏やかな年末年始を過ごしたいと思います〜。