ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

振り返れば・・・気づきにくい母の老い。

今日は母の老いのサイン!?がちょこちょこ出始めた頃の話を少し。

 

もう3年前になりますが、ちょうど3月のこの時期に、母の誕生日旅行ということで、福岡~大阪に2泊3日の旅行に母娘で行きました。1年に数回、近場の温泉に行ったり、観光地に行ったりと二人で良く出かけてたのですが、飛行機に乗って遠出は久々でした。

 

今回は少し様子が違う出来事が多々起こりました。大宰府ではお休みの茶屋が多かったので、「あ、残念だね。ここの梅が枝餅が美味しいって聞いていたのに!」と言うと、「また来週でも来ればいいよね」と母。「ん!?」と思ってましたが、久しぶりの飛行機やら、旅行だったので、疲れているのかなぁと思っていました。

 

ホテルにチェックインした後も、大きなホテルだったこともあり、母は中々部屋の場所と番号が覚えられず、まぁ仕方ないか、と思っていました。

 

事件はその夜起きました。ツインベットで母と並んで寝ていたら、夜中ふっと人気を感じ目を覚ますと母が私の方を向いて隣のベットに座っていました。ビックリして「どうしたの?」というと「あなた誰?」と母。

 

冷っとして、「え??どうしたの?ぼたむすだよ」と言うと、「あ、そうよね、そうよね、ぼたむすちゃんよね。今悪い夢見たのかしら。義理の姉と名乗る人に福岡に連れてこられたのかと。でもぼたむすちゃんなら、夢よね。怖い夢だったわ」と言って、安心して眠りについた母でした。

 

まぁ、私も出張に行ったり、旅行先で、夜中目を覚ますと「あれ、ここどこだっけ」と思う時もあるので、そんなもんかと思っていました。しかし・・・本当の事件!?は翌朝起こるのでした・・・。