ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

会社に依存しない、私のアイデンティティは今いずこ!?

昨年宇宙飛行士の野口聡一氏が、JAXAを退職した理由をYoutubeの番組で語っていたのに衝撃を受けました。

 

www.youtube.com

 

テレビや新聞では、「後輩に席を譲る」とお話されていましたが、実のところは、JAXAの先輩方を見ていると、退職した途端に会社の肩書、メールアドレス、仕事、人間関係など、ぷっつり途切れてしまい、何モノでもない自分になってしまう。人生100年時代、60歳の定年で退職してからの人生の方が長い。4度目の宇宙飛行へ行って帰ってきたら60代後半。もうそれでは遅すぎると思った、と。

 

あー、痛いぐらいに刺さりました。サラリーマンとして生きてきた私には、会社の看板で築き上げたものしかありません。特に人間関係や人脈など。

 

会社を辞めたら、私に何ができるのだろう!?と最近よく思うのです。今の会社のポジションに居るから、周りはお願いを聞いてくれるし、嫌な顔せず(!?)接してくれていますが、転職以外でフリーになったり、定年などで辞めた途端に連絡が取れなくなったり、培った人間関係はほぼ無くなるんだろうな、と思います。そういう話よく聞きますよね。

 

野口さん曰く、「サラリーマンは会社に依存し過ぎている。会社に支配されない、自分でコントロールする個人のアイデンティティを見つけなければ、定年を迎えた途端に、寂しい人生になってしまう」と。

 

アラフィフになり、「何モノでもない自分」をよく感じる今日この頃。定年までしがみつくことはできるかもしれないけど、それでいいのか私の人生!?

 

もうこの年になると、明日会社辞めます!みたいなことはさすがに言いません(笑)今はサラリーマンでいる内に、会社の肩書でなく、自分個人として何ができるのかを模索し、色々挑戦していきたいと思っています。

 

アラフィフになると皆同じように考え始めるのかな。遅いのかな!?プラス健康への意識の高まりも、もれなく感じております(笑)