ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【読んだ本の紹介No.22】50歳になりまして

こんばんは。

今週土曜日が祝日で病院がお休みなので、今日は午後半休を取り、母の病院に付き添ってきました。

お薬が16日までなので、本当は来週の土曜日でも良いかな、と思っていたのですが(2日ぐらいお薬無くても大丈夫かな)、会社で毎月の社内全体会議があり、そこでプレゼンをするように言われたのも重なり、「母の病院のため半休とります」と、さらっと辞退とお休み申請をしました。

 

この社内会議、意味なし会議なのです。直属の外人上司の上司が自分のノルマのため、仲良し部下のアピールの場のために設けられた会。なので、プレゼン準備の時間ももったいないし、仲良しグループから外れている私にとっては何のメリットもないので、いつも出ていません。リモート様様です。

 

今回ももちろん、「嫌われる勇気」というか、「もう嫌われてるからいいや~」っとおおらか!?に考え、、母の病院も平日行く方が混雑なく、お医者様ともたくさん話ができるので一石二鳥!ということで、半休をとりました。

 

もちろん、「半休をとります」と言った時の外人上司の顔はまるで鬼のようで、「鬼は~外!」と豆を投げたくなる気持ちをぐっと押さえました(笑)

 

もちろん、「えー、うっそー!残念です!その日半休を取るので、プレゼンできませ〜ん。あー、なんて残念なんでしょう!」と大げさぐらいに言いましたよ。アラフィフになり、少しは自分を守るためハートが強くなってきているのを感じます(笑)

 

さて本日は本の日です。(←同じ感じが並んでて不思議な感じです)テレビやSNSでも話題になった、光浦靖子さんの「50歳になりまして」を去年出版と同時に購入し、再度今回読んでみました。

 

私自身50歳を目の前に、共感できるところばかりで、「今しかないでしょ!」とカナダへ留学に行かれた光浦さんの考え方に刺激を受けました。

books.bunshun.jp

 

コロナ禍の2020年1月~2021年3月までの間の出来事が書かれています。その間にカナダへの留学が延期になり、妹さんのお家に居候し、仕事も少なくなった日常生活を綴ったエッセイです。

 

一番印象に残ったのは

今の私には仕事もあるし、健康だし、気力もあるし、幸い親も元気で、全ての時間を自分のために使える。無敵の私が未来の私を育ててやろうと思ったんです。将来、このおばあちゃんが笑って生きてゆけるレールを・・・(抜粋)

 

光浦さんはこれから、今までやりたくてもできなかったことをやるのだ、と。留学もそのひとつで、興味を持ったのは生きにくい幼少時代に出会った帰国子女のお友達が、「世界はここだけじゃない」ということを教えてくれた時からだそう。

 

色々な偶然が重なり、導かれるように決めたカナダ留学。実際には2021年7月から無事に行かれ、カナダでの生活を思いっきり楽しんでいる様子が、ニュースやSNSで伝わっていますね。

 

もう年だから、と言い訳にするのではなく、人生の後半戦を明るく照らす「私のガンダーラ」を探したいと思わせてくれる本です。なんだかワクワクしてきました!