ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

「ビリギャル」に若き日を思い出す

こんばんは。今日は出社の日でした。午前中の2時間を超える外人上司一人ワンマンショーという無駄なミーティング時間をじっと耐えながら、ノートを見ると無数の赤いヒマワリが咲いていました(笑)いつもはドラえもんを書いたりするのですが、今日はお花に挑戦してみました。

 

さて、今日は月一のネイルの日。ネイルをして頂きながら、テレビが見れるようになっています。大体先約の方がいらっしゃって、「千鳥の相席食堂」「ダウンタウンの・・・」などのお笑い系が流れています。

 

たまに、海外ドラマの不倫ドロドロものや恋愛映画が流れていて、先約の方がいなくなると、ネイルスタッフのお姉さんが「お好きな番組をどうぞ」とリモコンを渡してくれます。

 

今日はお店に入ると「ビリギャル」がやっていました。大体のストーリーは知っていましたが、詳細は分からずだったので、ネイルのデザインを早々に決めて、じっくり見てみました。

 

不覚にも何度も涙が出そうになり、やばかったです。主人公の葛藤する姿を見ては涙、お母さんが娘のために夜通し働く姿に涙、お父さんの悲哀に満ちた人生に涙、と何てことない場面で涙が出そうになり、テレビから何度となく目を逸らしました。(笑)

 

これってやっぱり年のせいでしょうか。20代の頃までは映画をよく見に行ったりしたのですが、最近はめっきり映画館でも、テレビでも見なくなりました。というのも、「勧善懲悪」や「ハッピーエンド」の映画は良いのですが、「これってどういうこと?」とか「後味悪い」というような映画を見終わると1週間ぐらい、嫌な後味を引きずってしまうからです。

 

今日見た「ビリギャル」はハッピーエンドだったので後味がよく、しかも10代の頃の自分の姿はどうだったのだろう、と久しぶりに振り返ることができたので、余計に感慨深かったのかもしれません。

 

10代の頃の自分にあったら、何て声をかけるだろうか。言いたいことはたくさんあるけど、言ったとところで、10代の自分はきっと素直に聞く耳を持たないような気がします。それどころか、アラフィフの自分の姿を見て全否定されるかもしれないとの恐怖感!?を感じたり、結局何も言えないような気がしました。

 

どうだろう。何も言えなくても「大丈夫」とだけ言ってあげたいかな。何が大丈夫なのか分からないけど。

 

考えずにさらっと見られる映画っていいですね。ネイル時間が大体90分なので時間もちょうどいいですが、映画館に久しぶりに行くのもありだな、とも思いました。