連休初日は、曇り空ですが、過ごしやすいですね。
母は半日デーサービスが大好きで、「楽しい!楽しい!天国のようだわ」と言ってほぼ皆勤賞で週3回出かけて行きます。天国に行くのは早すぎますが・・・(笑)
通い始めて3年目になりますが、最初の数か月は仮施設での運営で、家から歩いて行ける距離にありました。
認知症と診断され、これから一人で歩いて出かけることも少なくなっていくことを危惧して、車の送迎はあったのですが、運動も兼ねて歩いて行くことで承諾して頂きました。
仮の施設では、母はお休みすることが多々あったのですが、新しい施設に移転してから、お休みすることがなくなりました。場所も遠くなったので、車での送迎をして頂いています。
今考えてみると、私が勝手に「運動になるから、少しでも歩いた方がいい」と思い込んでしまい、母に一人で歩いていくように勧めましたが、母にとっては「運動より、記憶の混乱」の方が切実で、忘れてしまったり、不安になったりしてお休みしてしまったのだと気がつきました。
母は一人暮らしなので、誰かと確認を取ることができません。予定を覚えることも、実行するのも難しくなっている中、半日デーをお休みする日が多々あったのは、行きたくないからではなく、「忘れちゃった」「不安」からだったんですよね。
私の勝手な思い込みで、最初の数か月は混乱させてしまった、と申し訳なく思っています。
車での送迎をお願いしてから、母はより半日デーが楽しくなったようです。おそらく、「必ず来てもらえる」「家を出る時にカギのチェックを一緒にしてもらえる」という安心感があるのだと思います。車の送迎は、母にとって安全だけでなく、「確認作業」の安心感があるんですよね。
やっぱり一つ一つの行動に意味がちゃんとあるのですね。認知症になると、困ったことがあっても、すぐに忘れてしまい、伝えることができません。母の行動を、怠けているとか、わがままだ、と片付けてしまってはダメですね。
ぼたむすは、週1回しか会わないので、なおさら思い込みで動いてはいけないなぁ、と反省しました。
でも、母は気楽にケセラセラ~と毎日楽しく過ごすよう頑張っているようなので、母を尊重し、ぼたむすの都合や思い込みを押し付けないよう気を付けなければいけない、と思った出来事でした。