ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

多様性を受け入れる度量が欲しい

こんにちは。

先週大阪と京都に出張で行ってきました。

3連休が重なり、春節とも重なり、外国人だらけでした。

 

新幹線は大きな荷物を持った欧米の方が多く、駅や街は中国人が多くいたように思います。

 

新幹線乗り場で、中国人に大きなカートで足を引かれ、ホテルのチェックインでは、「お連れ様ですか?」と聞かれるほど、真後に、横に中国人が。それも大きな声でずーっと話をしていて、クレジットの清算もあるのに、距離が近すぎ。

 

エレベーターでは、中国人の団体様に飲み込まれ、ロビーは大きなキャリバックだらけで、「ここは中国か!?」と思うほど。

 

最強だったのは、京都駅に降りた時。3連休初日、京都駅は中国になっていました。お土産屋さんも、お食事処も中国人の長い列。帰りの切符を買おうと、みどりの窓口に行くと、販売機も先が見えない長蛇の列。しかも中国語や韓国語での案内しか見当たらず、日本人はどこで切符を買えばいいのか全然わからず。

 

交通整理のおじさんに、「他に券売機ありませんか?」と聞くと、「ちょっと遠いけど、2階の方が空いていると思うから、そっちに行ってみたらいいよ」と親切に教えて頂きました。

 

言われた通り、2階に行くと、日本人しかいないではありませんか!しかも空いている。やっと日本に来られた(涙)

 

無事帰りの切符を購入。お打ち合わせまでまだ時間があり、駅からタクシーは絶対につかまらないと思ったので、電車を調べると、京都から数分でつく近さ。

 

歩くと30分と出ていたので、お寺見ながら歩いていくことにしました。

 

駅を離れれば、人も少ないかなぁ、と淡い期待を胸に歩きはじめましたが、脇道にそれても、外国人だらけ。日本人は一体どこにいってしまったのか!?

 

一方で、バブルの頃の日本人もこう見られていたのんだろうな、とふと思いました。海外に行き、ブランド物を買いあさり、アメリカの象徴「エンパイアステートビル」を購入団体で我が物顔で歩き回る。

 

そう思うと、腹も立たず、仕方ないことだなぁ、と思えてきました。時代は巡る、ブーメランのようにやったことは返ってくる。

 

さてさて、どこも混んでいて、ランチ難民になりかけ、以前行ったことのある地元民ご用達のイイダ珈琲へ。14時を過ぎていましたが、6人ほど日本人のおばちゃん、おじちゃんが並んでいました。30分歩いて疲れ果てていたので、並ぶことに。

 

回転率がとても高く、10分待たずに入店。食べてみたかった「オムライス」と、あまりの疲労でビタミンCを欲していたのか、コーヒーではなく「生絞りレモンスカッシュ」をオーダー。

ビジュアルが圧倒的!

オムライスのケチャップは酸味が強く、いい感じ。面白いのが、奥に見える「ソース」。このソースをかけると、あ~ら不思議、おいしさアップ!ドバドバかけてもサラサラしているのにコクがある。ソースとケチャップのマリアージュ!?に感動しました。

 

日本は安全で美味しいものがたくさんある。外国人観光客も楽しみに来ているはず。観光立国を目指す日本には、これからさらにたくさんの外国人が来る。

 

違った価値観に腹を立てずに、淡々と受け入れる、流す度量を持つ方が、擦り減らずにお得な気がしました。

 

あ~、それにしても、出張が益々体力的にきつくなった今日この頃です。