ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

世界女性デー、自分のための食事

今日は世界女性デーですね。

 

ぼたむすは、小さい時から、母親やお祖母ちゃんが、皆が集まる時、お料理を最初に出して、男や子供に食べさせてから、自分たちが食事をする風景をよく見ていました。いつも「なんで一緒に食べないんだろう」と不思議でしょうがなかった。

 

お昼は特に、残り物だけで済ます母親たち。いまでも自分のために食事を摂る習慣のない女性、多いのでは。

 

ぼたむすが働いている外資の会社に、日本人の夫を持つ外人の同僚がいるのですが、その同僚の子供の幼稚園から、子供が熱を出したから迎えに来てほしい、と連絡があった。日本のお母さんなら、すぐに迎えに行くだろうけど、外人の同僚は1時間たっても出かけていかず、12時過ぎになり、やっと席を立って出て行った。と思ったら、大きなお肉の入った幕の内弁当を買ってきむしゃむしゃ食べている。

 

「幼稚園行かないの?」と聞いたら、「いいの。今しかご飯食べられないし。食べてカラダ強くしないと、心が弱くなっちゃう。心が弱くなると、言いたいことも言えなくなるしね」と。しっかり幕の内弁当を平らげてから、「それじゃ、今日は子供のお迎えで早退します」と帰っていきました。

 

「心技体かぁ・・・」と妙に納得してしまった。

 

のちに彼女は離婚をしたのですが、この時まさに色々揉めていて「強い心」を必要としていたことがわかりました。

 

外国人の女性は、自分のための食事ができている、と感じます。だからこそ、はっきりと意見が言えるのだと思います。

 

日本の女性もこれからは、流行や甘いものに狂乱するのではなく、自分のための食事を摂って、体を強くして、心を強くして、言いたいこと言う!そんな時代にこれからなっていく過渡期なのかなぁ、と思った世界女性デーでした。