こんばんは!
月曜日お疲れ様です。7月最後の日ですね。明日から8月頑張りましょう!
さて、昨日もちらっとご紹介したのですが、ピーター・ドラッカーの「マネジメント」を読んでみようかと思い、本屋に行ったのですが、難しそうだったので、初心者向け!?のような本をまずは購入してみました。
新版でているのですね。知らずに古いものを購入してしまいました💦
この本を読んで、私が知っている「マネジメント」という概念が覆りました。
「マネジメント」は、日本語に訳すと「管理」となり「ルールと権限を行使して、管理統制するイメージ」を大概の方がお持ちですよね。
でもドラッカーの考える「マネジメント」は「人の強みを生かし、弱みを意味のないものにする」ことだそう。そうすると、人はお互いを尊重し、生産性を上げることができるのだ、と。
日本の会社では、入社面談では強みや資質が問われるのに、入社後は弱みをいかに是正するかが問われている。
強みを買われて入社したにも関わらず、弱みにばかり焦点があてられ、克服することに時間と労力を求められる。自ずと、強みが生かされず、生産性や成果も出ない、そんな会社とても多いですよね。
また、組織やチームの中で効果的なコミュケーションには、「仲良くなる」ことではなく、「レスペクト」の気持ちがないと生まれない、と書いてありました。
これ胸が痛くなりました。いい印象を持ってもらおうと笑顔で接していましたが、私人望がないなぁ、とずーっと思っていたのです。それはきっと相手に対して、どこか見下した気持ちがあったからですよね。反省です(涙)
当たり前のことだけど、相手を尊重する気持ちを持つって大事ですね。
成果や生産性を上げるには、強みだけ注力して、レスペクトの気持ちを持つ。なるほど、仕事だけでなく、家庭にも当てはまるなぁ、と思いました。
特に認知症の母の「できなくなったこと」ばかりに目が向いてしまい、ため息をついたり、諦めたりしがちで、母の自尊心を傷つけてばかりいました。
「母の強み(いつも笑顔で、ポジティブ等)」はまだ失われていないのに、こちらをできるだけ長くできるようにしてあげることの方が、トータルで考えた時に、母のやる気も上がるし、QOL(生活の質)も絶対上がりますよね。
この本では、例題とともに解説されているので、とても分かりやすくて、実践にすぐに生かせるものばかりです。
また、この本の冒頭でマネジメントにとても大事なこととして、まずは、セルフマネジメントがあると書いてありました。セルフマネジメントとは、「何時に起きて、締め切りは…」というような「自己管理」でははなく、「自分を理解し、自分自身という資源を最大限活かすこと」
・自分とは何者か?
・自分が生涯かけて追及したい使命とは何か?
・自分自身の価値観とは何か?
・自分本来の強みは何か?
皆さんは、すぐに答えられます?
私は全然答えられませんでした・・・。
まずは自分のことを知ること、これが一番難しい!でも、より豊かな人生を実現するためにも、頑張って考えてみたいと思います!