【後編】起業1年目の教科書-今井孝著 books.rakuten.co.jp
後編です。この本を読んで、真っ先に実践してみたのが、第四章の「商品をつくるには」でした。
- 自分のオリジナル商品にこだわることはない
- 他人や既存の商品を扱って起業してもいい
確かに周りで独立や起業を目指す人の中には、オリジナル商品やサービスにこだわり、何年も始めることができずにいる人がいます。
「どんな商品・サービスなんですか?」と聞いても、
「まぁ、まだまだです。そのうちに」とお茶を濁されることが多々あります。
この本にもありますが、オリジナルにこだわるよりも、まずは「ビジネスを構築する」ことを念頭に置くことが大事だとあります。他人を巻き込み、力を借りて、いきなり本番でなく、テストしてみることが大事なのでは?リスクが低ければ、不安も低減できるよね、と。
著者もオリジナル商品にこだわり、全く売れなかった経験から、他の人の商品をまずは売ることから始めたそうです。そこからビジネスのノウハウを習得し、著者オリジナル商品の開発に行きついた、とのこと。
私自身も現在、商品のテスト販売を始めました。オリジナルにこだわらず、既存のものを扱っています。商品自体の完成度が非常に高いので、それを超える商品を作るよりも、「新しい売り方、私らしいマーケティング手法」に力を入れることが、私のオリジナルへの道かなぁ、と思ったからです。そのために多くの人の力を借りて、すぐにテスト販売にこぎつけました。そして実感「売れなーーーい!!!」です。この本にもありますが、始めてみて分かることだらけです(笑)
この本は、こんな方におススメかな。
- 行動に移せない方
- どんな商品・サービスを扱っていいか分からない方
最後に、この本のサブタイトル「1年目から無理なく年収1000万円稼ぐ」という言葉に惹かれ購入してしまったぼたむすは、完全に出版社のマーケティングにはまっているってことですよね!?ただし、1年目から年収1000万円無理なく稼ぐのは、正直難しいと思います。ビジネスの規模にもよりますし、テストから入ったら少なくとも3-5年後を見通して始めるべきだと思います。
ので、なんとなく何か始めたい、または副業を始めて、ゆくゆくは本業へ、コンサルなどのサービス業的なものを目指す方に特にしっくりくる本じゃないかなぁ、とぼたむすは思います。
以上、第一回ぼたむす書評!?でした♪