ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【読んだ本の紹介 No.1-1】起業1年目の教科書

サラリーマン生活をうん十年続けてきて、なんとなくつまらないなぁ、次に何を目指そうか、このままでいいのか?と漠然と思いながら、現状の生活に慣れきっていた頃、ネットで起業本を見ていたら、こちらの本が割といいよ、とお勧めが付いていたので、ブックオフに行ってみた。割引率も低く、「お、売れ筋か?文字も大きいし、難しくなさそうだなぁ、読んでみるか」と手に取った。

起業一年目の教科書-今井孝

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最初の1ページ目を開くと、まるでドラマの始まりか!?と思わせる文章から始まるのが面白い。

序文で印象に残った文章を少し。起業を難しいと思う人は2つのケースに分かれるそう。

  1. 無謀なチャレンジをしてしまうパターン
  2. 怖くて一歩も進めないパターン

まず読んだら、誰もがどちらかに当てはまる人、いや、この本を読んで勉強しようともう人は、後者のはす。ぼたむすもご多分に漏れず、後者でした、はい。

特に後者の人向けに、著者ご自身の経験を織り交ぜながら、「起業することはハードルが高いことじゃない。起業=行動すること」だと全章を通じて伝えている。各章では、行動するためにはどういうマインドを持ち、日々の行動に結びつけていくか、が丁寧に分かりやすく書かれている。

私自身がとても勉強になったのは、特に

  • 第一章「起業を思いついたら」
  • 第四章「商品をつくるには」

です。

 

今回は第一章について。

第一章最初の扉で「あなたのチャレンジは間違っていません!」という励ましをもらい、ページを読み進めると、「ありきたりのアイディアでスタートする」「なんでもいいから一歩を踏み出す」と続きます。

この章の中では

  • 起業=ハードルを高くしているのは自分
  • 起業は画期的なアイディアを見つけることではない、今ある普通のアイディアから始めて、おいおい見えてくるもの
  • 大切なのは「始めたら続けること」=「情熱」があればうまくいく

 と言うことかな。

始める前に分かることなんて1%くらいで、結局始めてから分かることが99%なんだ、だから「なんでもいいから情熱をもって始めろ!そして続けろ!」と言うことだと思います。

著者の失敗や実体験を盛り込みながらなので、説得力がありますよね。どのように日々の気持ちをコントロールし、モチベーションを上げ続けられるか、そんなヒントも書いてあるかと。

この本は、何か悶々としていて、現状を少し変えたい人、何かやりたいけど分からない人向けに、やさしく励まされながら「第一歩を踏み出す」勇気をもらえる本だと思います。

実際に私自身は、社内起業を始めてから、読み返してみて「あー、わかるわかる!そっか、みんな通る道なんだ。これからだね!」と2回目の励ましを受けていますよ。やっぱり「やってみないと分からない!」っていうことを実感しています!

第四章については次回に続きます!