ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

起業の一歩はブックオフから!?

最近本読んでないなぁ、って思って数年。

それでもたまに買って読むのは「水戸黄門」のような勧善懲悪な時代もの。サラリーマン生活に気が付かない内に疲弊していたのでしょうか、結末がぼやっとしてたり、考えさせるような後味の苦いものより、白黒はっきりしているハッピーエンドを好み、人情物が多かった気がします(笑)

その時のぼたむすの精神状態は、平和や正義は最後に勝つ!みたいな世界を求めていたのだと。どんな本を選ぶかで、自分の今の精神状態が分かったりしますね、こわっ、でも面白い!

 

起業をしたいなぁ、と漠然と思った時、近くのブックオフにふらっと入ってみた。起業について全く知識もないので、「まずは本でも読むか!」と思ったのはいいのだけれど、本を一カ月10冊は読もう!(少ない!?)なんて思ったらお金が・・・ですよね。

「古本なんてさ・・・」と言うなんとなくの潔癖さと、「本は借りるものじゃない!買うものだ!」と言う高校の担任の教えが今でも強く心に残っていて。と言っても当時高校生の私は本をたくさん買うお金などなく、図書館で借りていて。だいたい面白かった本って借りた本が多かったから、それ以来、本はできるだけ新品で買うようになったかな。ここでなぜか「買う=新品」と変換されていたのです。

でも新品を買うようになってから、逆に本を読まなくなったかも!?・・・自分への投資ができてなかったんですね、あの頃の私は。この話はまた次回に。

 

そんなことを思いつつ、ビジネス書はまずは質より量、とにかく何度も同じ本を読むよりも、一度で習得し、できるだけ色々な多くの本を読みたい!と言う勢いに任せ、初の古本屋「ブックオフ」に行ってみました。この1年ぐらいでかなりの数の本を読みましたよ。ブックオフのおかげかも。その理由は3つ

  1. 近くにあったから

    はい、すごく当たり前ですが、近くにあるってとても大事ですよね。毎日の生活の動線上にあるといいですね。会社への行き帰りの途中が最高です。一歩足を延ばすって結構なやる気が合っても続かないことが多いです。週末もふらっと行ける距離間にあると◎

  2. 流行りの本が分かりやすい、上手いマーケティング

    ブックオフに入るとすぐに「お勧めコーナー」がどーんと目の前に。今流行り、つまり「売れている本」が陳列されています。全体的に言えるのですが、本の入れ替えが早いです。購入を迷って、1週間行かないと、既にどこかの棚へ移動、もしくは、しばらく出てこない、ということが多々あります。なので、「いいと思ったら買わないと!」と言う意識にさせるマーケティングに、ぼたむすは上手くはまっているのかもです。

  3. 失敗率が低い、と思わせる「割引」というお買い得感

    古い本でも割引率が低いものは、売れている、人気があるって指標になりますよね。一方で、一般の書店で買うと私の場合、本のタイトルや表紙デザインに惹かれてしまい、中身は!?みたいな本との出会いが結構多いです。以前出張の際、新幹線乗り場の本屋さんで、店頭の一番いいところに並んでいた「誰にでもわかる起業のうんちゃら」と言う本を定価の1600円出して買ったのに、三分の一読んだところでどこかに・・・でした。ブックオフの場合でも、もちろんタイトルを見て、中身もよーく見て、割引率もチェック、そしてフィーリングが合えばとりあえず購入。失敗したとしても少しでも安くなっていれば、「まぁ、しょうがないか」と諦められる不思議さがありますよね。あと、価格が安くなっていると、本を買うハードルが低くなる。まぁ。とりあえず、となるので失敗率が低いかもです。

ブックオフでどんな本が自分向きかが分かってくるので、そしたら普通の書店やオンラインショップへ。好きな作家が分かれば、最新作をすぐに買うことできますものね。

なんとなく今の現状に悶々としていて、何かしたいなぁ、って漠然と思っているあなた!とりあえず近くのブックオフのような古本屋さんに行って、お勧めコーナーの本購入してみてはいかがでしょうか?