メリークリスマス🎄
今日は母とクリスマスを過ごしました。と言っても、クリスマスらしいことはしていませんが。
ケアマネさんとの月一モニタリングの訪問があったのと、キッチンの蛇口の水の出が悪くなったので、ご近所の水道屋さんに診てもらった、という、クリスマスとは縁遠い1日を過ごしました。
さて昨日からの続きです。
地域包括センターでは、母の物忘れの状況、食事や買い物ができなくなってきていること、最後に2つ質問を持っていきました。
- 母が楽しめる趣味のサークルやクラブみたいなものはないか。
- かかりつけの医師がいないので、紹介して欲しい。
担当者さんとは雑談を含め、1時間くらいお話をしました。正直母は見た目健康で、にこにこしていて、身体的な問題は何もないため、担当者さんは、母の状態を深刻には考えていらっしゃらなかったと思います。
というのも、まず介護認定についてざっくりと概要説明を受けたのですが、要介護というより「要支援」が受けられた場合の話が中心でした。食事や買い物については、宅配配膳サービス会社さんのリストをもらったのみ。
1に関しては、市が開催している一般的なサークルやクラブみたいなものはない、とのこと。介護認定を受けてから、デーサービスに通うことは可能かもしれないけど、母の状態だと週に1度くらいになるかも。ということで、まずは近くに歩いて行ける半日デーの見学をお願いしました。また同時に、介護認定の取得を進めて頂くことにしました。自分でもできるようですが、包括センターの方に代理で進めれ頂く方が早くて適格だと思います。
2に関しては、近くの病院ということで駅前の病院を紹介して頂きました。
2に関してはとてもいい情報を得られたと思っています。色々な方からの評判も聞いているはずなので、とても信頼できるところをご紹介して頂きました。病院にも「地域包括センターからご紹介して頂きました」と話すと、その後の対応がとても速かったです。また、介護認定の際にお医者さんの診断書がとても大きな影響力を持つと思います。←実体験から。話を聞いてくれるお医者さんを探すのは意外に難しいと思います。ので、もしかかりつけのお医者さんがいらっしゃっても、一度は聞いてみることをお勧めします。
初めて包括センターに行ってからすぐに別のスタッフの方から電話があり、1週間後くらいに半日デーの見学日時を決めて見学に行くことにしました。
当日半日デーのスタッフの方が車でお迎えに来ていただいたので、私は家に残って、母だけで行ってもらいました。30分くらいすると包括センターの方が母よりも先に戻られてきて「ちょっとお話があります。お母さんだいぶ進んでますよ。要支援でなく要介護が付くと思うから、週1回の半日デーでなく、週3回くらいデーサービスに行って生活のリズムを作った方がいいわね」と。
「だいぶ進んでいる」と言われ、正直ショックを受けました。徐々に母の物忘れも進んでいったので、それに慣れてしまっていたからか、「そんなにひどいの?!」「気がつかなくてごめん!」という何とも言えない気持ちで、泣いてしまいました。情けないのですが・・・。
第三者の方の意見、それも介護のプロが言うのですから、現実を突きつけられ、そうじゃない!と思い込もうとしていた自分に情けないなぁと。一番つらいのは母なのに、実のところ私が現実から目を逸らしたかったのです。一方で、「あ、やっぱりそうか」と何だか腑に落ちて、母の物忘れに怒ってばかりいたのですが、「病気なんだから仕方ない」「優しくなろう」と私自身の態度もだいぶ軟化したと思います。
そこからすぐに紹介されたお医者さんに行き、かかりつけ医のお願いと介護認定の診断書をお願いしました。年末年始を挟んでしまったので、市から介護認定員さんの調査が来たのは包括センター訪問から1カ月後。(実は2-3週間で進む話なのですが、包括センターの方が申請を忘れていて・・・、少し時間が掛かってしまいました。市からの電話が来ない場合は、申請を忘れている可能性があるので、包括センターにプッシュした方がいいです)
家の問題って、身内だけで抱え込みがちですよね。まして「介護」の話なんて、親のプライドもあるので、誰かに相談ってしずらいです。なので、私も母の様子がおかしいな、と思ってから2年経ってやっと地域包括支援センターに行ってみて、「なんでもっと早く来なかったんだ!」と思ったので、ぜひ親御さんが元気なうちに、地域包括センターにどんな支援が受けられるのか、確認しておくことをお勧めします。備えあれば憂いなし、です!
包括センターの方々はとても対応がよく、話を聞いてくださる方々ばかりですので、一人で抱え込まないで、安心して相談をしてみてくださいね。