ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌介護No.30】介護もサステナブル!?

桜も満開になってきましたね。今日は一日雨で外に一歩も出ていないので、明日は会社を早く切り上げ、散策しながらお花見できたらいいな、と思っています。

 

今日は兄が実家に行ってくれました。母がまだ介護認定を受ける前、実家に帰ると兄はトイレ、お風呂、居間の掃除を、私は料理と洋服などのケアを自然と分担するようになりました。今でも日用品は兄の方がよく気が付いてくれるので助かっています。

 

要介護認定が下りてから、私自身母がとても心配になり、週1ではなく、週2で実家に帰ろうかと思う、と兄に相談したことがあります。兄は「長丁場になるから、最初から飛ばし過ぎない方がいい。無理するな。」と言ってくれました。

 

一人で抱えて、「自分がどうにかしなければ!」と思ってしまい、短期的なことしか考えていなかったのです。

 

職場の信頼できる同僚にも話をしました。その方も兄と同じで、長い目でみて息切れしないよう、色々な人の力を借りた方がいい、とアドバイスしてくださいました。

 

意外と周りに介護を経験している方がたくさんいらっしゃるのですよね。皆さんの介護の話には、頭が下がる思いです。そして皆さん優しい!苦労している人程、人に優しい、ってホントですね。

 

お金のことも、介護する側の体力的な面も含めて、共倒れしないように、周りの人に頼ることって大事たな、と感じます。私自身、あまり人に相談をするタイプではなかったのですが、母の介護を通じて、素直に周りの方に相談し、助けを求めるようになりました。

 

それでも、やっぱり一人で抱え込むことはありますよね。そういう時は、「一人で抱え込んでも、何も解決にならないぞ!母が安心して暮らせられる環境を維持できるならば、自分の変なプライドなんて捨てちゃいな~」と自分自身に言い聞かせるようにしています。

 

プライドや世間体ってやっかいですよね。「自分さえ我慢すれば!」って考えはどんな場面でも、幸せな結果にはならないし、持続可能でもありません。

 

長期的な視点をもつことで、周りをどんどん巻き込んでいく、そんな力を試されているな、と感じる週末でした。ちょっとおおげさ!?(笑)