ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌介護No.11】知人の経験を参考に

おはようございます!

昨日は実家に戻り、母と病院へ薬をもらいに行きました。土曜日はやっぱり混んでいて1時間待ち。小児科も兼ねているので、子供たちが多かったのですが、お父さんが子供を連れて来ている方が大半でした。

 

いつも通りのテンションの高い先生の診断の後、薬待ちで1時間半。その間、近くのモールに行き、母とお茶をしていると、周りは母親と一緒に食事を摂る息子さんの親子連れが3組程いました。なんだか自分も「家族」してるなぁ、と実感する土曜の朝でした。

 

さて、母の様子がおかしくなり、地域包括支援センターへ相談に行った頃から、介護経験のある知人に、母の状況を話してみました。彼女は丁寧にご自身の経験を話してくださり、どんなサービスを受けていたのか等とても有益なアドバイスをして頂きました。

 

全てのアドバイスが参考になったのですが、特に目から鱗だったのが2つ。

 

1つ目のアドバイスは、「母が一人暮らしなら、ヘルパーさんをお願いして、家庭での「リズム」を作った方がいい

 

ケアマネさんからは「デーサービス」のことしか聞いていなかったので、ヘルパーさんが頼めることを知りませんでした。母は自力では「掃除」「炊事」がほぼ出来ないのですが、促されればできる状態なら、「自立支援」としてヘルパーさんに家に来てもらうことができる、と教えて頂きました。特に母は一人暮らしなので、ヘルパーさんを頼める、と。早速ケアマネさんに相談すると、認定調査の結果待ちの時点から、ヘルパーさんに週2回1時間入ってもらう段取りをつけて頂くことができました。

 

当初ケアマネさんからは「デーサービス」の話しか聞いて無かったので、それ以外のサービスについては自主的に探す必要性があること知りました。ケアマネさんに丸投げでは、本当に母が必要とするサービスは得られないのは当然ですよね(汗)

 

母は社交的な性格で、家に人を招くことが好きなので、ヘルパーさんに対して抵抗感が無かったのが幸いでした。

 

2つ目は、「介護は長丁場。周りの力を借りて、息切れしないように

 

知人はご自身で二人の親御さんと一人祖父を1度に介護したそうです。3人兄弟だったようですが、残念ながら知人が3人の介護を一手に引き受けてしまい、それはそれは大変な思いをなさったのです。

 

特に大きかったのは離職をしてフリーランスになったこと。働き盛りの30代後半、我慢強い知人は仕事仲間に介護をしていることを隠して、仕事も介護も全力投球をしてしまい、心を病んでしまった時期もある、と。

 

介護は先の見えない長丁場。抱え込まず、頑張り過ぎて疲労困憊し、燃え尽きないよう、周りの力を積極的に借りること。

 

このアドバイスを受け、私自身気持ちが凄く楽になりました。兄にも、ケアマネさんにも、積極的に相談をして、周りを巻き込むことで、それまで何となく沈んだ気持ちが、軽くなったのです。

 

本当に目から鱗の話ばかりでしたが、この2点が介護に直面する方々に特に刺さったアドバイスです。今も時々、この知人とお茶をしながら、話を聞いてもらったりしています。介護は長丁場、ご機嫌で介護する、介護される状態を皆で創り出していければいいですよね!