ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌介護No.16】初めての認定調査

今日は兄が実家に帰り、母の様子を見てくれています。明日は私が帰り、一週間分の作り置きを母と準備します。

 

土日私たち二人で行かずに、ずらしていくようになりました。というものも、毎日誰かしらに会った方が、母も安心するだろうし、子供に会うお楽しみは1回より2回に分けた方が喜んでもらえるかな、と思ったからです。

 

さて、初めて認定調査を受けたのが1年前になります。母が突然激やせしてしまい、お財布を家の中に隠して見つけられず、買い物に行けてない、ということが分かってからです。その様子は過去のブログをご参照ください。

 

母は団塊の世代なので、認定調査も厳しくなっている、と聞いていました。なので、行き当たりばったりではなく、ちゃんと支援を受けるための準備をしました。

 

  1. 必ず出席して、ケアマネさんにも同席してもら
  2. 母の様子を細かくメモしておく
  3. 母には「70歳を過ぎたら市から調査がはいるから」と「介護認定調査」とは言わなかった。

 

1.は事前にケアマネさんに母の状態をよくよく説明しておくことをお勧めします。私が母の目の前では言いずらいことや、言い忘れたことをフォローしてくれる可能性が高いからです。兄は同席を嫌がった!?めんどくさがった!?ので、私が同席しましたが。親だけに面談させず、必ず介護者の方の同席が無いと、支援の必要性や緊急性を訴えるのは難しいと思います。

 

2.は紙に箇条書きに日常生活で困っていること、私の場合は「お財布を隠し、見つからず一日中探している」「料理をしなくなった」「お風呂の入れ方が分からない」「本人は掃除をしているつもりでも、掃除していない」などを書いておいて、言い漏れがないようにしました。もし時間がなければ、その紙を調査員に渡そうとも思っていました。

 

3.ここが母に限らず、皆さん困るところですよね。本人は「自分で何でもできている」と思っていますから。私の場合は母のストレスを軽減するために「75歳の後期高齢前に、市から調査が全ての人に入るからね。いくつか質問されるから、答えてね」とだけ言っておきました。認知症の方へは前もって話をすると不安になる場合が多いので、私は当日家に着いてから、母に言いました。私が居れば母は不安にならずに済むので、結果スムーズでした。

 

調査員さんが、私と二人になった最後帰り際に、「今お母さんは一人暮らしですが、将来的に同居は考えていますか」と聞いてきました。母は20年以上一人暮らしをしているので、自分の生活リズムができていること、私が働いて母の生活を助けなければいけないこと、を答えました。親だけで暮らしていると必ず聞かれる質問なのかもしれません。

 

3週間後結果が届きました。母は要介護1の認定を受け、現在平日3日は半日デー、2日1時間ヘルパーさんに来て頂いています。土日は兄妹で顔を見せに行き、毎日誰かと会うようにしています。

 

1年経ちますが、母の体調もよく、安心して一人暮らしができていると思います。物忘れはかなり激しくなっていますが、穏やかなので助かります。

 

そして先日、1年後の再認定調査がありました。その様子は明日書きまーす。

 

実家近くの坂道から見える富士山。冬は空気が澄んでいるので、よく見えます♪