ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【読んだ本の紹介No.29】下手な人生論より 中国の故事寓話

今日も外人上司が稟議を通さない、ということで、同僚たちがざわついていました。私も今日中に稟議を通さねば!と思っていたので、タイミングを見計らっていると、いつものように外人上司はわけわからんことを言い出し、承認せず皆を困らせていました。

 

隣の席のベテラン経理の方が「嫌なことされて根に持たない人はいないから。皆気にしていない風を装っているけど、心は荒れているはず」と仰っていて、「あぁ、あたしだけじゃないんだ!」と何だか、普段腰ぎんちゃくのような同僚にも同情してしまいました。

 

私は今回じっと自分の番を待ち、外人上司の出方をうかがいました。案の定意味不明なダメ出しが1時間くらい続いた後、結局「仮」で承認を得ました。条件が100個ぐらいついている「仮承認」なので、承認いらねー、と心で叫んでみました。まぁ、外人上司は3日もすれば忘れちゃうから、条件3個くらい満たせばいいか、と。

 

100%は目指しません。60%で良い加減で。

 

でも何だかモヤモヤが収まらなかったので、昔の人の有難いお言葉を頂こうと、本棚から「下手な人生論より 中国の故事寓話」を取り出してみました。

 

www.kawade.co.jp

 

人の悩みは古代から変わらないのですよね。例えば、「無理を通す権力者、それに阿る(おもねる)部下の弱さ」は、サラリーマンの生きる術としては上等、人間の弱さでもあります。

 

「上の者の器量ひとつで部下は生きも死にもする」これ本当に身に沁み過ぎ!今の上司はまさにこれ。私死んじゃってるかも?!

 

「すべての闘争は馬鹿馬鹿しい茶番劇」を今日も外人上司と繰り広げてしまいました。言い争いをする価値がない、といつも思うのですが、中々どうして一言言わないと気がすまなくなってしまう悪い癖が抜けません(汗)

 

できれば、戦わずして勝ちたいですが、そうも行かないのが人間の性。今日も一回、一瞬だけキレてみました(笑)

 

度量の大きな人になりたいです。ストレスは万病のもと。気にしなきゃいいけど、気にしちゃう。動じない強い心が欲しい。今週は永遠に続くプレゼンの落としどころを見つけなければいけません。

 

一緒に動いてくれているチームには感謝しかありません。本にも「度を越した潔癖さに人はついてこない」とあります。

 

過剰に管理したり、几帳面過ぎると、仕事仲間が付いてきてくれなくなるので、外人上司のようにならないよう、肝に銘じて、明日も笑顔でお仕事頑張りたいと思います!