ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌介護No.24】ついに!?方向感覚を無くした母

本日は兄が一人暮らしの母のもとへ見守りに行ってくれました。兄は実家で何をするわけでもなく、こたつで寝ているだけですが、母はそれでも嬉しいようです。毎週行ってくれるだけでも有難いと思っています。

 

先日平日の午後、母を病院に連れて行き、薬をもらいにいったのですが、そこで母の認知症が進行しているのを感じた出来事がありました。

 

病院は予約ができないため、午後の診察が始まる3時に行ったのですが、思いのほか混んでいて、診察が終わったのは4時でした。そこから薬局に行き、薬を一包化するのに1時間かかるとのこと。近くの喫茶店で時間つぶしをすることにしました。

 

母とコーヒーを飲んで喫茶店を出る頃には、外はもう真っ暗に。母に「お家はどっちでしょうか?」と冗談で聞くと、「えっとえーっと・・・、あっちからしら?!」と真逆の方向を指しました。

 

ひぇぇぇ~・・・。50年以上通った道が、真っ暗になった途端に分からなくなっていたのです。ここ1年は夜母と一緒に出歩くことが無かったので、気が付かなかったのです。「認知症が進んでいるなぁ」と悲しくなりました🥲

 

今のところ、母が一人で行ける場所は、近くの駅と、近所の美容院ぐらいです。美容院も私や兄が家から送り出してあげないと行けません。

 

本人は毎日散歩や買い物に行っていると思っていますが、実際は散歩も買い物も母一人ではこの1年間行っていません。

 

母の症状は軽いと思っていたけど、私が慣れてしまっただけで、実際はかなり進行しちゃってるんですよね🥲

 

そうなると次は「徘徊」が心配!今のところ徘徊はまだないのが幸いですが、靴にGPSとか早めに付けといた方がいいのかしら。準備は早めにしておいた方がいいですよね。

 

来週は母の誕生日で、後期高齢になります。母も辛うじて自分の誕生日だけは覚えています。私の誕生日はもう忘れられていますが(涙)

 

温泉や旅行に行きたいですが、泊まりがあると、母が混乱しそうなので、近くのレストランへ食事に行こうと思っております。兄のおごりで(笑)