ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌介護No.23】褒めて自信を取り戻せ作戦!

今日は週一度の実家で母との時間を楽しむ日。駅の改札横にある広場のベンチでポツンと待つ母。冗談で「どうしたんですか、おばあちゃん?」と声をかけると、笑いながら「おばあちゃんじゃないわよ」とケラケラ笑う母。今週も元気でよかった、よかった(笑)

 

今週は、スーパーご機嫌だったようで、お財布もちゃんとバックの中に入っていて、ヘルパーさんのノートにも、「楽しくお話しました!」と連日書いてありました。暖かくなったからでしょうか。それか、私があまり怒らなくなったからでしょうか。

 

会うと必ず、「違うよ!ダメダメ!」などイラっとして言ってしまうことが多々ありましたが、今年はできるだけ言わないようにしています。母は褒めた方が伸びるタイプだと、やっと気が付いたからです(笑)

 

私が怒ることが、母のストレスを増長していたのかもしれません。私が「違う違う!そうじゃないよ!お財布は?カギは?」など母を急かして、不安を煽っていたのです。

 

今日は一緒に一週間分の作り置きを用意している時、「いいよ〜いいよ〜、上手だよ」と、千切りが乱切りになっても、おでん用の大根を細かく切ってしまっても、お米を食器棚の奥にしまっても、お皿を冷蔵庫にしまっても、「いいよ〜、いいよ〜☺」と笑顔で褒めました。

 

すると母が「私もまだまだ料理できるわね。大丈夫だね」と独り言を言ったのです。

 

いつも私は「違うよ、千切りって言ったじゃん!おでんって言ったよね!お米をなんで食器棚に戻すのよ!」等、きつく言ってしまうのですが、そうすると母は混乱して、ぼーっと遠くを見るように止まってしまうことがありました。

 

否定しないだけでも、母にとっては自信になったようです。ストレスが一番認知症には悪い、と分かっていながら、私が一番のストレスを掛けていたのです。反省の日々です。

 

でも何度も同じことを繰り返されると、さすがに4回目くらいから、「もう4回目だよ」と言ってしまいます。5回も6回も同じ話をされても「うんうん、そうだね」と、優しく言える日が来るのだろうか。ちょっとまだ自信が無いですが、言えるよう頑張ります😅

 

昨日のイベントで頂いたお花を実家へ。東京のお水だとすぐに枯れてしまうのですが、実家では長持ちするのです。家の“気”や”水”の問題でしょうか!?