ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌介護No.28】週に一度の人間らしい生活!?

今日は兄が母の様子を見に行ってくれました。母が要介護認定を受けてから、毎週実家に帰ってくれています。平日は週3回半日デーサービスと週2回のヘルパーさん、週末は兄と私で、毎日必ず誰かと会うようにしています。

 

昨日は母の病院に付き添って、お昼を食べて帰ってくると、火曜日に出したはずの古紙(新聞)が、玄関に置いてありました。

 

新聞配達の方が回収に来てくださるのですが、以前も忘れられて取りに来なかったので、「またかぁ!?」と電話をすると、「はい?もう一度お願いします。え、はい?」と耳の遠いお爺さんが出られました。

 

「雨の中、申し訳ないんですが、古紙回収に来て頂けませんか?」とお願いすると、「あぁ、はいはい」とお爺さんは面倒くさそうに言い放ち、電話を切られました。「あたしが謝ってどうするん!?」ですよね(笑)

 

昨日の午後は、ケアマネさんがモニタリングでいらっしゃることになっていました。それまでに一週間分の食事を母と一緒に作り置きを用意をしました。

 

冬の間は、おでんを毎週作っていたのですが、3月に入った途端に、おでんの種がスーパーでもう売られていないのです!困ったー。魚のすり身でたんぱく質が摂れて便利なんですよね~。

 

料理をしていると、ピンポーンとチャイムが鳴ったので、古紙回収か!?と出てみると、クロネコさんが。ふるさと納税で頂いた美味しそうなハンバーグが20個届いたので、早速母の仲良しのご近所さんにお裾分けしようと、母に持たせて行かせました。

 

しばらくすると、またピンポーンとチャイムが鳴ったので、出ると、ヨタヨタのお爺さんが。電話から2時間後新聞配達のお爺さんがいらっしゃいました。

 

以前もこの方でしたが、おそらく80歳近いのかしら。古紙が入った袋が2つあったのですが、どう見てもヨタヨタして持てない様子。

 

雨の中私が2つ小脇に抱えて、バイクの後ろに乗せると、お爺さんはヨタヨタバイクに縛り付けるのですが、10分は要にかかっていたと思います!トイレットペーパーを1つ差出し、無言で立ち去る爺さんよ。。。トイレットペーパー2つじゃないのかい~!!!

 

兄に速攻チクって、新聞変えて!と言おうかと思いましたが、仕方ないとグッとこらえました。冷たい雨の中佇んでいると、母が出てきて、先ほどお裾分けをお持ちしたご近所さんから電話で、娘さんに代わってと言われた、と。

 

家に戻り、電話に出ると、ご近所さんからお礼が。母よりも8歳も年上の83歳だけど、頭はしっかりしていて、母の見守りをしてくださっています。とても気を遣われる方で、お裾分けを持っていくと必ず、わらしべ長者のように、何かお返しをくださいます。今回もハンバーグを持っていったら、フルーツとお餅に変わりました。

 

ご近所さん曰く、母が毎日予定を入れているので、リズムを崩さないように、最近はあまり声をかけないのよ、ごめんね、と。いつも元気な方なのだけれど、最近は気持ちが落ち込んできている、とも仰っていたので、桜が咲いたら、去年のように一緒にお花見しましょう!、と約束をしました。

 

お花見用のお弁当何にしようかなぁ、崎陽軒のシュウマイ弁当がいいかなぁ。奮発してデパ地下のお弁当もいいですよね。楽しみです♪

 

夕方、ケアマネさんがいらっしゃって、いつものように楽しく穏やかにおしゃべりをして、いつものように母を褒めちぎってくださいます。またケアマネさんのお子さんが受験に合格した、と聞いて、こちらもとても嬉しい気持ちになりました。雨の中自転車でわざわざ来てくださり、感謝しかありません。

 

週に1度の母との時間は、スマホを見る時間も無いほど忙しく、ご近所づきあい等、普段の私の生活の真逆の世界に突入する日でもあります。これが本来の生活の営みだったはずなんですよね。面倒くさいことばかりですが、損得無しの「助け合いの心」を感じることもできるので、悪くないです(笑)

 

だからでしょうか、1年以上毎週必ず実家に帰っているのですが、不思議なくらい苦にならなくて。兄も同じ気持ちなのでしょうか。知らんけど(笑)

 

明日は月曜日。アラフィフになっても、ブルーな気持ちになります(汗)

良い加減に頑張りましょう♪