最近団塊ジュニア世代の苦悩に関するニュースをよく見かけるようになりました。
団塊ジュニアとは、1971~1974年生まれ。各年の出生数は200万人、その人口は約800万人と言われています。ちなみに団塊の世代は1947~1949年生まれ、1年に270万人が誕生しています。
昨年の出生数は80万人を切りました。いかに団塊と団塊ジュニアの世代の人口が多いかが分かります。
団塊の世代が後期高齢75歳を迎えるにあたり、手厚い団塊世代への待遇とは反比例した、ジュニア世代への冷たい処遇が話題になっております。
ここで取り上げられているのが、「団塊ジュニア世代の3大悲劇」
1.大学志願者のほぼ半数が不合格
→不合格率は、1990年が48.3%に対して、2021年はわずか8.7%。
2.就職氷河期
→新卒生の20~40%が就職難民
3.平均給与が上がらない
→平均給与は1992年をピークに下がり続けている
詰め込み教育によって、しなくてもいい挫折感を味わされ、就職内定も中々もらえず、お給料も上がらない。こう並びたてられると、その不遇さに恐怖すら感じます。私の生まれた団塊ジュニアの世代800万人は、こういう厳しい世の中を生きているんだと。
そして「過去」だけでなく、「将来」も苦悩が続くと!いやー、知りたくない・・・。
一番の苦悩は、一生お金の苦労が続く、ということだと言われています。
・生涯賃金が低いため、老後へ備えた「貯蓄」が難しい
・親である団塊の世代の介護で、離職や出費が増えていく
私もずばり団塊ジュニアなので、自分の生まれた時代の不運さに、切ない思いがしています。
ただし悲観ばかりもしていられません。どんな状況でも生き残っていける力を今から見つけていかなければなりません。団塊ジュニアはアラフィフ、まだ時間は残されています!
私の場合は、サラリーマンでいるうちに、また母の介護がまだ軽いうちに、自力で生きていける力をしっかり身につけておかねば!と思っています。いまだに何が自分にできるのか!?模索中ですが・・・。
団塊ジュニアの皆さん、めげずに頑張りましょう!