ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

笑顔には笑顔で返す、と変な緊張感は生まれない。

先日テレビで放送されていた「インドネシア料理」が近くにあることが分かり、ランチに行ってきました。ナシゴレンや世界3大料理に入る牛肉の煮込み「ルンダン」が有名らしく、12月に入ってから白菜鍋ばかり食べていたので、スパイシーさを求めて訪問。

 

スカーフを被った小柄な女性が笑顔で「いらっしゃいませ」と明るく迎えて頂き、一番奥の窓側の席を案内して頂きました。

 

1時を過ぎていましたが、テーブルは8割程埋まっていて、人気の高さがうかがえます。壁には「テレビに出ました!」と宣伝も。

 

インドネシアのお料理が少しずつ楽しめるランチプレートを選択、プラス金曜日と言うこともあり、珍しいインドネシアのおビールも頼んでみました。

 

すぐにビールの瓶とグラスがきて、お先に一杯。5分程してランチプレートが登場、フレッシュなお野菜やら、お肉の煮込み(ルブタンかしら!?)、ナシゴレンはさっぱり辛めで体がポカポカに。目でも楽しめるプレート。

お水を足しに来てくれたスカーフの女性が「どうですか」と。「美味しいです!」と答えると、何かおかしそうに笑いながら話しを続けていたのですが、お店がBGMとお客様のお話で一瞬騒がしくなった瞬間だったので、聞き取ることができず、「はい・・ふふふ」と笑顔で返すのが精一杯でした。

 

その後も笑顔でこぼれたお水をふき取り、去っていった店員さん。こちらの返しは大丈夫だっただろうか!?「聞こえません、もう一度行ってください」と言うべきだっただろうか、と1分くらい色々考えてしまったけれど、内容よりも同じ雰囲気を作り出すことが大事だったんではないか、なので笑顔で対処してよかったんだろう、と。

 

おそらく、私はビールを手にしながら「美味しいです」と言ったので、「私はビール飲んだことないから、味分からないけど、美味しいのね、うふふふ」と言っていたのではないかと。。。分かりませんが。

 

話し合いや議論などは、相手の言っていることをちゃんと把握する必要がありますが、お店や道端でのちょっとした「コミュニケーション」は、内容よりも笑顔の確認なのではないかと思います。

 

相手が好意的に話しかけてきた際には、よく聞き取れなくても笑顔で返した方が、変な緊張感を生じさせることが無いので、笑顔のオウム返しもいいものだと思いました。

 

お会計が終わり、お店を出る際に、スカーフの店員さんの元気な「ありがとうございました!」はとても心地のいい響きに聞こえました。