ぼたむす日記

アラフィフおひとり様のつぶやきです

【ご機嫌認知症お母さんNo.100】割引シールか賞味期限か?

こんにちは!

今日は梅雨らしいジメッとしたお天気ですね。

 

週に1度実家に帰った際に、母と1週間分の食料や日常品を購入します。最近の物価高を感じるのは、以前なら1回に2000円~3000円だった金額が、今や5000円を超える勢いを見せるスーパーレジの「ピッピッ」と言う音に毎回ハラハラ、ドキドキしています。

 

支払い額が上がっても、量が増えた感じもせず、ポイントも全然つかない。う~ん、世知辛い世の中でございます。

 

母は昔から節約志向で、割引シールが大好きでした。ご多分に漏れず、ぼたむすも、割引シールを目ざとく見つけるのが得意です。

 

実際に賞味期限を超えたとしても、自分の嗅覚で判断できるよう、日々鍛錬しています(笑)

 

出典:農林水産省ホームページ(2016年)より引用

生ものは「消費期限」の表示ですが、その他ほとんどの食品が「賞味期限」ですね。ぼたむすの冷蔵庫を見てみると、卵、豆腐、ローストビーフ(たまたまありました(笑))、納豆、牛乳等は「賞味期限」。唯一鶏肉は「消費期限」と表記されています。

 

母との買い物は、毎週同じものを購入しているので、割引シールが付ついていると、積極的に選びます。最近母に「この練り物今日は割引シールが貼ってあるね。」と母に取るようにお願いすると、「これがいいわね!」と言って、割引シールの付いて無いものを選びます。

 

「あれ、お母さん、これ割引シールついてないよ」と言うと、「え?だって、賞味期限が長い方がいでしょう、ね!」と返事が。

「賞味期限長いけど、隣の練り物の方が安いよ。今日使うから賞味期限短くても安い方がいいんじゃない?」と言うと、「え?ん!?え?!」と大きなはてなマークが母の頭上に浮かんでいました。

 

「今日何日?」と聞くと、「えっとえーっと、あれ、何日だっけ?うふふふふ」と日にち感覚が無くなってるよね?賞味期限よりもお値段重視だったよね?きっと母の頭の中もちぐはぐになっているのね。

 

と言う感じが続いたので、最近は母を混乱させないためにも、割引シールよりも「賞味期限の長さ」を重視するようになりました。

 

でも、通常買う以外のもの、特にスイーツに「割引シール」が貼ってあると、いつの間にかにカゴの中に「半額」と書かれた杏仁豆腐やらプリンが入っていたりします。(笑)

 

練り物のような興味のないものには、頭を働かせず、甘いもの等興味のあるものに、フルに頭を働かせているのです。日常生活に好きなものをできるだけ取り入れることが、快適な生活をする上で大事なんだなぁと思ったりしています。