ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

日本で一番有名な画家、山下清展に行ってきました。

こんばんは。

本日も暑かったですね~。

 

裸の大将でお馴染みの画家の山下清展に行って参りました。3か月も開催していたのに、いつも最後ギリギリで行く癖が抜けず、土砂降りの中、他の日に変える余裕もなく、新宿の駅で大いに迷い、汗だくになってやっと到着。

 

最終日直前ということもあり、かなり混んでいました。久しぶりの絵画展でしたが、世の中の人は、こんなにも芸術に関心のあるか!?と思う程の賑わいで、列を作って一作品ずつじっくり鑑賞するスタイル。日本人はお行儀がいいですよね、暗黙のルールがあって、皆さんマナーがいいので、こういう時「日本人でよかった」って思ったりして。

 

コロナ後だったからかもしれませんが、こんなに混んでいる絵画展は初めてだったかも。夏休みや週末は、激混みだったのでしょう。さすが「日本で一番有名な画家」です。私は、列に並ぶよりも、サッと遠目から見て楽しんできました。

 

どの作品も素晴らしく、まるで写真のよう。特に切り絵は圧倒されます。山下清は、記憶力がとても良く、スケッチやメモを取らずに、絵が描けたそう。天才と言われる所以ですね。

 

切り絵や、油絵、水彩画、陶器など、放浪先の風景が描かれていましたが、私は10代の頃に書いていた牧歌的な風景画がとても良かったと思います。作品に添えられた山下清の言葉もココロに響くものばかり。

 

山下清展の顔になっている作品「花火」。横に添えられた言葉も沁みました。

みんなが爆弾なんか作らないで、きれいな花火ばかり作っていたら、きっと戦争なんておきなかったんだな。

46年の生涯で、こんなにたくさんの絵画を残していることに驚きました。山下清が見ていた世界を、時を超えて見ることができたことが、私的には今回一番の醍醐味だったかも。

 

展示会は終わってしまいましたが、ホームページに展示内容などまだありましたので、芸術の秋に覗いてみてはいかがでしょうか。

www.sompo-museum.org