ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌介護No.31】ご近所さんと女子会

今日はエイプリルフール。皆さん何か盛大な嘘をつきましたか!?(笑)

私は実家に行き、母を混乱させたくなかったので、エイプリルフールはしませんでした(苦笑)

 

駅に待ち合わせ時刻よりも先に着いたので、スマホをいじっていると、母が「ここよ~」と、近くのベンチから飛んできました。あぁ、まだ私のこと覚えていてくれる、といちいち嬉しく思ってしまいます。

 

今日はいつもよりも早く母と待ち合わせをして、買い物をした後、通りの桜を見ながら帰りました。ご近所さんのおばさんと約束したので、午後はお茶飲みを予定していました。

 

ご近所のおばさんは83歳で、旦那さんと息子さんの3人暮らし。頭はしっかりしているけど、足がだいぶ悪くなってきているようで、歩くのもとてもゆっくりになってきました、

 

近くの川沿いに咲く桜を一緒に見ようと誘ったのですが、足が痛くて、ということで、おうちでお茶会となりました。

 

コロナで趣味だった旅行にも行けず、やっと明けたと思ったら、今度は気力と体力がなくなってしまったと。家族の食事作りが大変で、「女性にも定年が欲しい」と仰っていました。

 

有難いお言葉だと思いました(笑)こういう方がいらっしゃるおかげで、後輩の女性たちは生きやすくなってきたのだと思います。

 

おばさんは「家事なんてやりたくない!」と言いつつ、しっかり生きられているのは、こうした「重し」があるからなのかな、とも思います。

 

母もお友達に見せる顔は、イキイキしていて、お喋りも弾みました。母は家族以外の人たちとは、しっかりした感じで接するんですよね(笑)

 

母のように(私もそうですが・・・)自由気ままではなく、重しや負担が少しあるご近所のおばさんのような環境の方が、認知症にならないのかもしれませんね。「自分がやらなければ!」という思いって大事なのかもしれません。

 

3時間程の楽しい時間はあっという間で、来月また女子会をしましょう!と約束をしました。日頃仕事で出会う人は40-60歳ぐらいの人が多いので、80代の方とのお話はとても興味深かったです。損得無しの関係ってなんかいいですよね。なんだか人間らしい生活って感じです。

 

今回はイチゴを用意したら、おばさんは大きな羊羹を持ってきてくださいました。遠慮しーな方なので、さりげないお菓子を用意するって難しいですが、今から次回の女子会が楽しみです。