ぼたむす日記

アラフィフおひとり様のつぶやきです

【ご機嫌認知症お母さんNo.96】作り置きと美容院

こんばんは!

今日はムシムシからジメジメな6月最後の日でしたね。

 

今日は週に1度の実家の日。母は時間通りに待ち合わせの駅にはいなかったので、家の固定電話に電話をすると、「あれ、ぼたむすちゃんどうしたの?」と、すっかり待ち合わせを忘れていました。

 

「今から出るね!」と、慌てて駅までやってきた母の手には、スマホとカギがありました。カバンとおサイフはどこかに隠してしまったのでしょう。

 

母と買い物を済ませて、家に戻り、一週間分の作り置きを準備しました。

食材の下処理は母のお仕事。調理はぼたむすがやっています。作り置きを1週間かけて母が食べている感じです。魚のパウチは、ヘルパーさんが来た際にタッパーに開けてもらっています。タンパク質不足になりがちなので、お魚やお肉は積極的に用意しています。

 

今日は3か月振りの美容院へ。カレンダーに「美容院」と書いたりすると、お金のことが気になり、おサイフをどこかにしまってしまったり、色々考えると疲れるのか、「行きたくない」と言いかねないので、ギリギリまで言わずに過ごします。

 

今日も出かける20分前に「美容院予約したから行こうか?」と言って、途中まで母を送って行きました。「まだ一人でいけるわよ」と母は言いますが、家を出るや否や「えっと・・・どっちだっけ?」とキョロキョロして、「まぁ、左に行こうかしら!?」と心もとない様子だったので、美容院が見えるところまで母と一緒に行きました。

 

何度も振り返り手を振る母。美容院を通り過ぎるのではないかとハラハラしながら見守っていましたが、無事に美容院へ入っていきました。

 

2時間後、母が家に戻ってきたので、「おかえり」と玄関に行くと、「えーーー!!!なんでぼたむすちゃん居るの?!」とビックリされました。毎度のことですが(笑)

 

「美容院のお姉さん元気だった?」と聞くと、「え?美容院のお姉さんなんていたかしら!?」「男の人じゃなかったかしら?」と・・・。5分前のことを忘れてる・・・(涙)

 

ぼたむすと同じ美容院に母も行っているので、美容師のお姉さんには母の認知症のことを話しており、とても丁寧に接してくださり感謝しております。

 

こうして周りの方の理解とサポートで母は快適な一人暮らしを楽しめているのだなぁと、ぼたむすの老後のいい模範に母はなってくれている気がします。