ぼたむす日記

アラフィフおひとり様のつぶやきです

【読んだ本No.6】お客様には「えこひいき」しなさい!

オンラインで食品販売(ECでの物販)をしているのですが、サブスク(定期便)でできないか、と日々研究しております。

そんな中で昨日ブックオフで少しお安くなっていた本(売れているということで値引きが少ない)でタイトルに引かれてこちら購入。斬新なタイトルってやっぱり目を引くんだなぁ~。

honto.jp

一気に読んでしまえるほど、読みやすく分かりやすいマーケティングブックです。

売上を上げたいのなら、重要なお客様、つまり、多くのお金を使ってくださっている方を大事にしましょう、と言っております。

 

その通りだと思います!って私自身、ついつい新しいお客様の獲得ばかりに目が向いてしまっていたので、こりゃまずい・・・と反省させられました。

 

私自身が特になるほど!と思ったのが、この3つ。

・上客の30%が全売上の75%を支えている

・値引きは一過性、顧客との関係を深くしたいなら上客を「えこひいき」

・カスタマーデーターベースの重要性


私自身の弱小規模のECビジネスにも当てはまるんです、3割のお客様が売上の75%を占めているって!

 

値引きをした時、確かにたくさんのお客様は来たけど、その後正規の値段で商品をご購入してくださったのはたったの1%、その後リピートはありません。

値引きや価格の安さで集まってくる方は「チェリーピッカー」と呼ぶらしいです。知らなかった(汗)一番おいしい収穫の時期だけ表れる、つまり、安い時だけ現れる方。う~ん、自分も一顧客として当てはまる部分もあるなぁと嫌な汗が・・・(笑)

 

それよりも、リピートしてくださっている方々に、値引きでないサービスをした方が、ウィンウィンだよ、と書かれておりました。

 

20年くらい前に読んだ本で、新規にかける費用と既存のお客様にかかる費用は7:1(曖昧な記憶です・・・)と書いてあったのを覚えていたのに、なかなか実行する際には、顧客数とかその日の売上とかで見ちゃってたなぁって。

 

この本での具体例が特に分かりやすいです。リッツカールトンや、地方のレストラン、美容院のえこひいきがとても独創的で面白いんです。JALの例はちょっと力入れ過ぎだったけど、具体例を読むだけでもうんちくになりそう。

 

最後は「データベース」を使いこなすこと。この本の着地点は、このデータベースの構築をお手伝いしますよ、連絡ください、ということのようです(あ、ネタばれ・・・すみません)

 

有難いことに今や本当に私みたいなIT音痴でも、エクセルやアプリをしようすれば簡単に管理できちゃいますよね。それをどう使うか、顧客サービスを起点に作らなければ、と気づけた本でした。これからのEC物販にはこのデータベースが欠かせないんだなぁとあらためて思った次第です。

 

ある程度お客リストが出来ていて、値引き以外での売上アップを模索している方にお勧めです。

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ドライマンゴー、ドライパイナップルのおやつと共に