ぼたむす日記

アラフィフおひとり様のつぶやきです

竹下夢二展に行って来ました。

こんばんは!

8月が始まりましたね~。

 

先日暑い中、白金で開催中の「Yumeji」展に行って来ました。

www.teien-art-museum.ne.jp

竹下夢二は、美人画がとても有名ですよね。少女漫画の元祖と思わせる女性の姿が美しく、憂いがあるところが魅力です。

実際に飾られてある絵はどれも、美しい女性ばかりでしたが、個人的に思ったのは、男性が思う「美人」とは違い、女性が好感を持つ「美人」なのではないか、と。どの絵も「憂い」や「穏やかさ」が漂い、セクシャル的ないやらしい感じがしないですよね。

こんな可愛らしい、女性が好む女性が描けるのだから竹下夢二は、どんな人だったんだろう!?ワクワクしながらプロフィールを読んでいると、なんと夢二は、結婚、離婚、同棲を繰り返し、愛人を作ったりと奔放な生活をしていたようですね。

 

芸術家にとって私生活と作品は全く別物なのでしょうか。大正時代のロマンを地で行くような、今ならコンプラとかモラルがない、とか言われちゃいそうな私生活だったようです。美人画からは想像できない・・・。

 

絵画はもちろん素晴らしかったですが、ぼたむすが一番印象に残ったのは、建物「東京都庭園美術館」です。元々は1933年に朝香宮邸として建設され、戦後は首相公邸や迎賓館として使用、1983年に都立美術館として開館したそう。

 

絵画展は旧朝香宮邸と新設棟の2つの建物で展示されていたのですが、旧朝香宮邸での展示が素晴らしかったです。昔の皇族の贅沢な暮らしぶりが、インテリアやお部屋の装飾で分かります。夢二の作品が部屋の重厚感と雰囲気にピタッとはまっていて、そのマッチングがとても面白かったです。

その後、絵画展のチケットで、庭園も入れたので、非常に暑かったですが、寄ってみました。

 

芝生にも入れたので、歩いてみると、とても気持ちがよかったです。

芝生の上からアスファルトに足を移動すると、急に足が重くなる感覚がありました。芝生や土の上を歩くとこんなにカラダが軽く感じるのか!?と新しい発見もありました。

 

8月末まで開催中です。目黒駅、白金駅から徒歩5分くらいです。