ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

今こそ「感覚」で生きよう!

緊急事態宣言の中、通常通り仕事を粛々としていて感じるのは、大きく分けて二通りの人が居るということ。

1.危機感を感じない人 -今までのやり方を頑なに変えようとしない人

2.危機感を感じる人 - 機転を利かせ、新しいことに挑戦する人

昨日NHK教育番組「猫も杓子も」で養老孟司氏と飼いネコの日常が放送されていた。そこで養老氏が「猫は感覚で生きている、つまり違いを認識している。人間は倫理で生きている、つまり違いを作らずすべての物事を似た同じものにしようとしている。例えば、スターバックスのように、マレーシアでも日本の新幹線乗り場でも同じ味の珈琲が飲める。人間は同じに対して疲弊してきている」と。

同じものを好むのが①の危機感を感じない人。つまり「倫理で生きている」人たち。明日が180度違うことが起きるるなんてありえない、と思い続ける人たち。

コロナの影響で融資資金繰りに走り回る友人の経営者。友人が寝ないで社員のお給料確保に走り回っているのに、社員はお気楽気分でいつも通りの積極性のない仕事への姿勢。怒りと同時に心が痛む。こういう人たちは、この状況の深刻さをも感じ取れないくらい感覚が鈍ってしまっているのだ。

②は危機感を感じ取り、今できることを何でもしようとする人たち。この先どうなるか誰も分からない中でも、「自分ができること」に気持ちを集中させ、神経を研ぎ澄ます。明日は今日と同じでないかも、180度変わったとしても、適応していこう、とする人。

テレビでは、「あくまでも居酒屋でいつも通り頑張ります」と言う人も居れば、「今まで居酒屋だったけど、テイクアウトの需要を見越して、明日から弁当屋になります!」と言う人達の違いはマーケット感覚。どちらが生き残っていける人たちかは、誰でも分かるのに、中々行動に移せない人が大半なのだ。

まだ始まったばかりの緊急事態宣言。周りの人たちの本性!?も見え始めてきている。かく言う私自身も、「感覚」を研ぎ澄まし、マーケット感覚を身に付けたいと思っています。

今年いちごジャムは2度作ったので、イチゴ酢を始めて作ってみました。コレステロールに効く!?とのこと、飲み頃は1-2週間後、熟成させてた方が美味しいみたいですね。

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