最近のニュースを見ていて、思わず「見出し」で笑ってしまったものがある。
「東大大学院教授」「高級ソープ」「収賄」—— なんだか週刊誌の見出しジェネレーターが暴走したみたいな単語の並びだ。
詳しい内容は記事に譲るとして、私が引っかかったのは、 接待した側の化粧品協会代表理事が語った“あの一言”。
会計のとき、教授2人は伝票を見ようとしなかった。
ここで私の中の“違和感センサー”がピピッと鳴った。
相手は公務員準拠の立場。 つまり、支払いひとつで利害関係が生まれるし、 倫理規程や利益供与の線引きがついて回る。
なのに、伝票を誰も見ない。 金額も確認しない。 気づけば「じゃあ私が…」と財布を出す流れになっている。
いやいや、ちょっと待って。 こういうときの違和感って、だいたい正しい。
そもそも「慣例だから」は、もはや魔法の言葉じゃない。
ビジネスの現場でもよくある。
- 「昔からこうだから」
- 「誰も気にしてないから」
- 「前例があるから」
この三点セットが揃うと、人は不思議と安心してしまう。
でも、時代はもう 透明性 > 慣例 のフェーズに入っている。
説明できない慣例は、ただの“放置”だ。
「違和感」が教えてくれる3つのこと
- 誰が払うかで利害が変わる
- 後から説明できない行動は、必ず自分に返ってくる
- 小さな曖昧さが、大きな信用コストになる
今回の件は極端な例だけれど、構造はどこにでもある。
会議で誰も時計を見ない。 会計で誰も伝票を見ない。 決裁で誰も理由を聞かない。
全部、根っこは同じだ。
「昔からのやり方」が強く残りやすい場面は確かにある。 でも、それを個人の判断で抱え込むと、あとで自分が困る。
だからこそ、 “違和感を共有する”ことが、自分を守る最初の一歩になる。
そこで大事なのが「感情」を優先させない。つまり、「空気を読まず。淡々とこなす」ということ。淡々と、伝票の金額、宛名を相手と共有すること。
それができないのよね~。なら、社内で事前に相談して共有する。
結局この件、1億円以上の損失、社会的信頼の喪失、そして逮捕となってしまったのだから。
もし相手が怒ってきたら、「ラッキー。これで未来のトラブル回避できた!」と思うことにしましょう。
違和感は、未来のトラブルを防ぐ“早期警報”。 慣例より透明性と共有を優先するだけで、リスクはぐっと減る。
空気を読むより、まず伝票を読め。 未来はだいたい、そこから狂うのだから。
